【感想・書評】『ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人』東野圭吾の新シリーズは破天荒な”黒い魔術師”

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 こちらの記事では、

ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人

 東野圭吾

 を紹介します。

  • 加賀恭一郎シリーズ
  • ガリレオシリーズ
  • ラプラスの魔女シリーズ

など数多くのシリーズ物ミステリーを手掛けてきた東野圭吾による新たなシリーズが誕生!

新たな探偵役は、謎解きのためなら手段を選ばない破天荒な”黒い魔術師”

味方にしたら心強いけど敵には回したくない。

そんなひと癖もふた癖もあるヒーローが登場する新シリーズ1作目「ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人」について紹介します。

この記事で紹介していること

『ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人』とは

  • 作品紹介
  • こんな人におすすめ
  • 作品の魅力
  • 次に読みたいおすすめの3冊

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りん

その他2024年に読んだ本はこちらの記事で紹介しています。

目次

「ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人」書籍紹介

作品紹介

タイトルブラック・ショーマンと名もなき町の殺人
著者東野圭吾
出版社光文社
発売日2020/11/30
ページ数439ページ
価格1,980円(税別)
サブスクAudible:×
Kindle unlimited:×

故郷で父が殺害された。仕事と結婚準備を抱えたまま生家に戻った真世は、何年間も音信不通だった叔父・武史と再会する。元マジシャンの武史は警察を頼らず、自らの手で犯人を見つけるという。かつて教師だった父を殺した犯人は、教え子である真世の同級生の中にいるのか。コロナ禍に苦しむ町を舞台に、新たなヒーロー“黒い魔術師”が手品のように華麗に謎を解く長編ミステリー!

引用:『ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人』

こんな人おすすめ

  • 新しい東野圭吾シリーズが読みたい
  • 正統派なヒーローに飽きた
  • コロナ禍の人々の葛藤を知りたい
りん

作品の魅力をこの下から詳しく紹介していきます。

『ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人』の魅力

ここからは、『ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人』の作品の魅力について紹介します。

ストーリーの主軸に関するネタバレはありませんが、一部内容を紹介しているので、ネタバレを避けたい人は、ここから先は見ないことをおすすめします。

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破天荒な新しいヒーロー「ブラックショーマン」

東野圭吾による新たなヒーローは、謎解きのためなら手段を選ばない破天荒な”黒い魔術師”

これまでは、"加賀恭一郎シリーズ"や"ガリレオシリーズ"など、警察内部もしくは関係者としての探偵役が多かった東野圭吾作品。

だからこそ手続きや常識などを重視した捜査手法でしたが、今回は一味違います。

今回の探偵役・神尾武史は主人公・神尾真世の叔父。

兄を殺され、姪の真世と共に事件を独自で操作する武史ですが、事あるごとに

「警察?そんなものは知らん

 常識?そんなものはもっと知らん」

といった態度で、盗聴、カマかけ、改ざんなど割と何でもやってしまいます。

元マジシャンである武史による限りなく黒に近いグレーとも言うべきギリギリアウトな心理戦はまさに「ブラック・ショーマン」

これまでとは一味違う新たなシリーズの誕生です。

コロナ禍ならではの描写

本作では、コロナウイルスの脅威に人々の生活が振り回されていた当時ならではの登場人物たちの事情も反映されて、物語が展開していきます。

物語の舞台となった真世の故郷は観光産業をメインとしていた町。

コロナ禍で打撃を受けた町を再び盛り上げようと、かつての同級生達が主体となって町おこしを試みますが、なかなか苦しい状況であることがうかがえます。

俺たちが何とかしないとだめなんだ。この町は一隻の船で、全員がその船に乗っている。今がんばらないと沈没して、みんな揃って溺れ死ぬだけだ

『ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人』

コロナ禍全盛期には連日ニュースにもなっていた県外への移動規制・仕事の業績不振・近すぎる家族との関係などの様々なトラブルに振り回される人々の葛藤も、生々しく描かれています。

そんな故郷の様子を見た真世は、自分の父の事件が、婚約者の両親が抱く故郷への偏ったイメージに繋がらないか不安を覚えます。

本当はいい町なのに。

名もなき町、殆どの人が訪れたことのない平凡で小さな町なのに。

『ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人』

これがタイトル「ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人」の由来ですね

明かされない謎

本作では、最後まで明かされない謎がいくつかあります。

ひとつ目は、探偵役・武史の過去

サムライ・ゼン――この叔父がマジシャンだった頃の芸名だ。

『ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人』

マジシャンとしてアメリカで成功した経歴を持つ武史ですが、当時の出来事が原因か、現在ではマジシャンを辞め、当時の名を呼ぶだけで激昂するほどの拒否反応を示しています。

そして、主人公・真世も、ある件で婚約者との関係に不安を覚えたものの、そのまま蓋をして見なかった事にしようとしていました。

こんなこと、彼は秘密にしていたいに決まってる。それなのに私が知ったとなれば、たぶんふつうじゃいられない。これをきっかけに二人の関係がぎくしゃくするのは避けたいわけ

『ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人』

武史はそんな真世と婚約者の関係を”ぼろぼろの屋敷”と言い、どんな形であれ結論を出すように諭します。

通常なら最後まで謎は回収されるものですが、真世と婚約者の今後についてはっきりと明言されていませんでした。

読者に完結した満足感を与えつつも、読んだ後まで物語の世界から離れさせない絶妙な謎の残し具合でした。

武史の謎については「ブラックショーマン」シリーズで今後明らかになるでしょうが、真世も相棒役として登場するのでしょうか?

続編への期待が高まります。

 \シリーズ最新作!/

まとめ

『ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人』は

こんな人におすすめ

  • 新しい東野圭吾シリーズが読みたい
  • 正統派なヒーローに飽きた
  • コロナ禍の人々の葛藤を知りたい

これまでの東野圭吾とは一味違う”破天荒な探偵役”が楽しめる「ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人」。

次回作も含めて気になる作品です。

気になる方はぜひ一度読んでみてください。

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この記事を書いた人

ティータイムが毎日の活力な30代2児のママ。
育児の隙を見つけてティータイムを設ける日々。
趣味はお茶を飲みながらの読書・刺繍・手帳。
お外カフェも好きだけど、人目を気にせず気ままに過ごせるおうちカフェの方が性に合っている。
自宅を自分の「好き」を集めたブックカフェにするのが夢。

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