「家でティータイムに憧れるけれど、道具もないし、茶葉を計ったりが手間で少し敷居が高いな…」
そんな時、もっと身近に手軽に紅茶を楽しめるアイテムが「ティーバッグ」です。
紅茶=欧州のイメージが強いですが、実はティーバッグはアメリカ生まれ。
現在では世界中で親しまれる紅茶の淹れ方です。
ティーバッグでの入れ方は主に2種類あります。
- 手軽さと美味しさを両立させたティーポットで抽出する方法
- 手軽さを極めたティーカップで抽出する方法
どちらが優れているというのではなく、シーンに応じて紅茶を楽しむ最適解が違うだけです。
ティーバッグタイプの紅茶の作り方
- ティーポット式
- マグカップ式
- おすすめの茶葉
手持ちの道具・シチュエーション
その日の自分のコンディションに合わせて作り方を選んでみてください。
ティーバッグについて
ティーバッグの種類
- ティーポット用ティーバッグ
- ティーカップ用ティーバッグ
一般に流通しているティーバッグには2種類あります。
ティーバッグで紅茶を入れる前に手持ちのティーバッグがどちらのタイプか確認しましょう。
ティーポット用ティーバッグ
ティーポットで抽出する用のティーバッグです。
紅茶専門店などで見かけることが多いのがこちらのタイプです。
内容量は「4〜5g」程度、ちょうど2杯分抽出するのに適した量が入っていることが多いです。
ティーカップ用ティーバッグ
こちらはティーカップで抽出する時によく使用されるティーバッグです。
スーパーなどでも見かける量販タイプはおもにこちらのタイプが流通しています。
内容量は「2g」程度が多いです。
手軽に美味しく!ポットを使うティーバッグの入れ方
ティーバッグ方式のストレートティーの作り方①ポット使用
- お湯を沸かす
- ティーポットとティーカップを温める
- ティーポットにお湯を注ぐ
- 静かにティーバッグを入れて蓋をする
- ティーコジーをティーポットに被せて蒸らす
- ティーバッグを取り出す
- ティーカップに紅茶を注ぐ
材料
材料 | 1杯分 | 2杯分 |
ティーバッグ | ティーカップ用1包 | ポット用1包 or ティーカップ用2包 |
熱湯 | 150ml | 300ml |
道具
- 抽出用ティーポット
- やかんor電気ケトル
- ティーコジー
- タイマーor砂時計
- ティーカップ
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紅茶初心者にもおすすめのガラスティーポット iwaki「プチティー」
作り方
水を勢いよくやかんに注ぎ、お湯を沸かします。
お湯の量の目安
抽出に必要な杯数分
(ティーカップ1杯=約150ml)
+
ティーポットを温めるのに必要な量
おいしい紅茶の抽出には酸素をたっぷり含んだお湯が必要です。
紅茶の抽出に適したお湯の条件
- 水道水or浄水
- 勢いよく注ぎ入れる
- 沸騰したらすぐに火を止める
- ペットボトルのミネラルウォーター
- 沸騰後もさらに沸騰させ続ける
紅茶を淹れる前にあらかじめティーポットとティーカップにお湯を入れて温めておきます。
事前に温める効果
[ティーポット]
注いだ熱湯の温度が下がるのを防ぎ、紅茶が十分に抽出される
[ティーカップ]
出来上がった紅茶の温度が持続され、長い時間美味しさを楽しめる
ティーポットが十分に温まったらお湯を捨てます。
改めて用意した抽出用の熱湯を注ぎます。
ティーポットに入れる順番
熱湯⇨ティーバッグ
先にティーバッグを入れてしまうと、後から熱湯を注ぐ際に茶葉が叩かれて繊維質が出てきてしまいます。
必ず熱湯を先に注いでおきましょう。
熱湯の量の目安
ティーカップ1杯あたり150ml
注ぎ方のポイント
- 20〜30cm上から
- 勢いよく
このポイントを守ることで熱湯に酸素がたっぷり含まれ、この後の工程でより良い茶葉のジャンピングを引き起こします。
ただし熱湯が跳ねるので火傷には注意してください!
お湯の中に入れる前に、ティーバッグを軽く広げて少し振っておきます。
パッケージの中で平らに潰れていた中の茶葉がほぐれ、渋みや苦みの原因にもなる”微粉”が落ちます。
ポットの中にティーバッグを入れたらそのまま蓋をします。
ティーバッグの入れ方
- 静かに入れる
- 沈める
- 揺らす
熱湯を注いだティーポットをそのままにしておくと徐々にお湯の温度が下がります。
せっかくの熱湯が冷めない様にティーコジーをポットに被せます。
ティーコジーとは、ポットに被せる保温カバーです。
保温したら、ジャンピングしている茶葉が開くまでしばらくそのまま待ちます。
抽出時間の目安
ティーカップ1杯用⇨1〜2分前後
(茶葉が細かいタイプが多い)
ポット用orティーカップ2杯用⇨3分
(リーフタイプが多い)
タイマーを用意して正確な時間を計るようにしましょう。
抽出が終わる直前に温めておいたティーカップのお湯を捨てておきましょう。
抽出が終わったらティーバッグを取り出します
ティーバッグの取り出し方
- 優しく
- 揺らす
- 絞る
渋みが出るのを抑えるために、優しく取り出してください。
抽出が終わったティーポットの内部は、下部の方が紅茶の濃度が濃く、上部は薄い状態です。
このままでは1杯目は薄く、2杯目は濃すぎる紅茶となり、味にムラが出ます。
そこでスプーンでかき混ぜてティーポットの内の濃さを均一にしましょう。
この時に上下の濃度を均一にするのが目的です。
底の方から上下に混ぜるようなイメージで軽く2回くらいかき混ぜます。
均一になったら、ポットからそれぞれのティーカップに紅茶を注ぎます。
複数杯注ぐ場合はそれぞれ少しづつまわし注ぎして、カップごとの濃さにムラがでないようにします。
より手軽に!マグカップを使うティーバッグの入れ方
ティーバッグ方式のストレートティーの作り方②マグカップ使用
- お湯を沸かす
- マグカップを温める
- マグカップに抽出用のお湯を注ぐ
- 静かにティーバッグを入れる
- マグカップに蓋を被せて蒸らす
- ティーバッグを取り出す
- スプーンでかき混ぜて紅茶の濃度を均一にする
材料
材料 | 1杯分 |
ティーバッグ | ティーカップ用1包 |
熱湯 | 150ml |
道具
抽出用グラス
やかんor電気ケトル
タイマー
マグカップ
どうしてマグカップ?
ティーカップじゃダメなの?
理由は「抽出時に蓋をするから」
ティーカップだと飲み口に装飾が施されてるものもあって蓋で傷つく可能性があるからね
水を勢いよくやかんに注ぎ、お湯を沸かします。
お湯の量の目安
抽出に必要な杯数分
(マグカップ1杯=約150ml)
+
マグカップを温めるのに必要な量
おいしい紅茶の抽出には酸素をたっぷり含んだお湯が必要です。
紅茶の抽出に適したお湯の条件
- 水道水or浄水
- 勢いよく注ぎ入れる
- 沸騰したらすぐに火を止める
- ペットボトルのミネラルウォーター
- 沸騰後もさらに沸騰させ続ける
紅茶を淹れる前にあらかじめマグカップにお湯を入れて温めておきます。
事前に温める効果
[抽出中]
注いだ熱湯の温度が下がるのを防ぎ、紅茶が十分に抽出される
[抽出後]
出来上がった紅茶の温度が持続され、長い時間美味しさを楽しめる
ティーポットが十分に温まったらお湯を捨てます。
改めて用意した抽出用の熱湯を注ぎます。
ティーポットに入れる順番
熱湯⇨ティーバッグ
先にティーバッグを入れてしまうと、後から熱湯を注ぐ際に茶葉が叩かれて繊維質が出てきてしまいます。
必ず熱湯を先に注いでおきましょう。
熱湯の量の目安
マグカップ1杯あたり150ml
注ぎ方のポイント
- 20〜30cm上から
- 勢いよく
このポイントを守ることで熱湯に酸素がたっぷり含まれ、この後の工程でより良い茶葉のジャンピングを引き起こします。
ただし熱湯が跳ねるので火傷には注意してください!
お湯の中に入れる前に、ティーバッグを軽く広げて少し振っておきます。
パッケージの中で平らに潰れていた中の茶葉がほぐれ、渋みや苦みの原因にもなる”微粉”が落ちます。
ティーバッグの入れ方
- 静かに入れる
- 沈める
- 揺らす
熱湯を注いだマグカップをそのままにしておくと徐々にお湯の温度が下がっていってしまいます。
せっかくの熱湯が冷めない様にマグカップに蓋をしておきます。
ここがマグカップの理由ね!
ここは個人の考え方次第だけどね。
ティーカップって比較的高価なものが多いし…
マグカップの中には、抽出時用に蓋がセットでついている場合もあるのでそれを使用してください。
無い場合はティーカップの受け皿か、その他適したサイズの平皿でも大丈夫です。
保温したら、茶葉が開くまでしばらくそのまま待ちます。
抽出時間の目安
ティーカップ1杯用⇨1〜2分前後
(茶葉が細かいタイプが多い)
ポット用orティーカップ2杯用⇨3分
(リーフタイプが多い)
タイマーを用意して正確な時間を計るようにしましょう。
抽出が終わる直前に温めておいたティーカップのお湯を捨てておきましょう。
抽出が終わったらティーバッグを取り出します
ティーバッグの取り出し方
- 優しく
- 揺らす
- 絞る
渋みが出るのを抑えるために、優しく取り出してください。
抽出が終わったマグカップの内部は、下部の方が紅茶の濃度が濃く、上部は薄い状態です。
このままでは味にムラが出ます。
そこでスプーンでかき混ぜてマグカップの内の濃さを均一にしましょう。
この時に上下の濃度を均一にするのが目的です。
底の方から上下に混ぜるようなイメージで軽く2回くらいかき混ぜます。
均一になったら出来上がりです。
ストレートティーにおすすめの茶葉
ストレートティーにおすすめの茶葉
飲み方の好みは十人十色。
色々な茶葉を試して是非自分好みの飲み方を見つけてください。
ティーバッグ紅茶の美味しい入れ方まとめ
今回は「ティーバッグタイプのストレートティーの美味しい淹れ方」を紹介しました。
ティーバッグ方式のストレートティーの作り方①ポット使用
- お湯を沸かす
- ティーポットとティーカップを温める
- ティーポットにお湯を注ぐ
- 静かにティーバッグを入れて蓋をする
- ティーコジーをティーポットに被せて蒸らす
- ティーバッグを取り出す
- ティーカップに紅茶を注ぐ
ティーバッグ方式のストレートティーの作り方②マグカップ使用
- お湯を沸かす
- マグカップを温める
- マグカップに抽出用のお湯を注ぐ
- 静かにティーバッグを入れる
- マグカップに蓋を被せて蒸らす
- ティーバッグを取り出す
- スプーンでかき混ぜて紅茶の濃度を均一にする
ティーバッグは手軽に紅茶を楽しむためにとっても便利なアイテムです。
ポイントを押さえて、手軽で美味しいティータイムを楽しみましょう。
▼より美味しく紅茶を入れるためのゴールデンルール知っていますか?▼
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