毎日の中で、紅茶を選ぶとき。
なんとなく手に取っていることも多いかもしれません。
けれど、紅茶は「種類」だけでなく、「時間」で選んでみるのもひとつの楽しみ方です。
朝には、軽やかに目を覚ましてくれる一杯を。
夜には、やさしく気持ちをほどいてくれる一杯を。
ほんの少し意識を向けるだけで、おうちカフェの時間は、ぐっと心地よくなります。
今回は、朝に向いている紅茶と、夜に向いている紅茶を、やわらかくご紹介します。
朝に向いている紅茶 ― ダージリン
朝の空気は、まだ少し静かで、澄んでいます。
そんな時間には、香りが軽やかなダージリンがよく合います。
ひと口含むと、すっと抜けるような後味。
強すぎず、やわらかすぎず、ちょうどよく目を覚ましてくれる存在です。
忙しい朝でも、窓から入る光といっしょにゆっくり湯気を眺めるだけで、気持ちが少し整っていきます。
たとえば、シルバーポットのダージリンのような、繊細で透明感のある紅茶は、朝の静かな時間によく合います。
「今日はすっきり始めたい」
そんな朝には、ダージリンの軽やかさを選んでみる。
時間に合わせて紅茶を選ぶと、一日のはじまりが、ほんの少し心地よくなります。
夜に向いている紅茶 ― ミルクを加えたアッサム
一日の終わりが近づくころ。少しだけ気持ちをゆるめたくなる時間があります。
そんな夜には、ストレートではなく、ミルクを加えたアッサムがよく似合います。
しっかりとしたコクのある味わいも、ミルクと合わせることで、ぐっと丸みを帯びます。
そのやわらかさが、張りつめていた気持ちをそっとほどいてくれます。
たとえば、ルピシアのアッサムのような、コクがありながらも親しみやすい紅茶は、ミルクティーにするとやさしい味わいになります。
夜は、がんばるための一杯ではなく、安心するための一杯を。
コクのある紅茶にミルクを加えるだけで、同じアッサムでも印象はやわらかく変わります。
「どの茶葉がミルクに合うのか」
「おいしく淹れるにはどうすればいいのか」
少し知っておくだけで、夜の一杯は、もっとやさしい時間になります。
ミルクティーに向いている紅茶や、やさしい味わいに仕上げるコツは、別の記事で詳しくまとめています。
気持ちをほどく一杯を探している方は、よろしければ、そちらものぞいてみてください。
時間で紅茶を選ぶということ
紅茶は、「種類」で選ぶものと思いがちですが、「時間」で選んでみると、日々の景色が少しだけ変わります。
朝には、軽やかなダージリンを。
夜には、ミルクを加えたやさしいアッサムを。
それだけで、同じ一日でも、気持ちの整い方が変わっていきます。
むずかしい知識がなくても大丈夫です。
「今日はどんな時間を過ごしたいか」と考えてみること。
それが、おうちカフェのいちばんやさしいはじめ方かもしれません。
紅茶の選び方や、ミルクティーをよりおいしく楽しむコツ、
そして紅茶の時間を心地よくしてくれる器についても、別の記事でゆっくりまとめています。
気になるところから、あなたのペースでのぞいてみてください。
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