10月になると、少しずつ日が短くなってきます。
夕方の空が暗くなるのが早くなり、夜の時間が長くなってくると、夏の頃とは家での過ごし方も少し変わってくるように感じます。
夜になっても、昼間の続きのようにスマホを眺めていたり、家事のことを考えていたり。
そんな日もありますが、秋の夜は少しだけ意識して、昼の時間から夜の時間へ気持ちを切り替えてみる。
紅茶を淹れて、スマホを置く。
手帳を開いて、今日のことを少し書く。
数針だけ刺繍をして、本を開く。
何かをたくさんするためではなく、一日の終わりに、自分の時間へ戻ってくる。
そんな秋の夜を、この記事で少しずつつくってみます。
秋の夜は、まず「切り替える」ところから
夜になったら、何をしよう。
そう考える前に、まず昼の時間を終わらせていきます。
照明を少し落としたり、テーブルの上を整えたり、スマホを手の届かないところに置いたり。
大きなことをしなくても、「ここからは夜」と感じられる小さな合図がひとつあるだけで、気持ちが少し変わります。
私にとっては、温かい紅茶を淹れることもそのひとつです。
お湯を沸かして、茶葉をポットに入れて、ゆっくりとお湯を注ぐ。
紅茶の香りが広がっていくのを待つ時間が、昼間の慌ただしさから少し離れるきっかけになります。
秋の夜を整える、小さな流れ

夜を心地よく過ごすために、毎日決まったことをしなくても大丈夫。
ここでは、その日の気分に合わせられる、いくつかの組み合わせを紹介していきます。
紅茶を淹れて、夜の始まりをつくる
一日の終わりに、温かい紅茶を一杯。
紅茶そのものを楽しむだけでなく、淹れるところから夜の時間として味わってみます。
ポットから立ち上る香りや、カップから伝わる温かさ。
ほんの数分でも、手を止めてお茶を淹れることで、「これからは自分の時間」と気持ちを切り替えやすくなります。
秋の夜には、昼間より少しゆっくりと紅茶を淹れる。
そんな小さな習慣も心地よいものです。
秋の夜に楽しむ紅茶時間を、もう少しゆっくり味わいたい方はこちらの記事もどうぞ。
10月のおうちティータイムで、秋の一日に紅茶を添える楽しみ方をご紹介しています。
スマホを置いて、少し静かにする
紅茶を飲んでいる間だけ、スマホを置いてみる。
ずっと触らないと決める必要はなくて、ほんの少し情報から離れるだけ。
通知を気にせず、目の前の紅茶を飲んだり、窓の外を眺めたり。
何かをしない時間が少しあるだけで、頭の中に残っていたことが静かになっていくように感じます。
「スマホを見ない夜」にするというより、スマホを置いておく時間を少しつくるくらいが、今の自分にはちょうどいいのかもしれません。
手帳を開いて、頭の中を少し外に出す
夜の手帳は、予定をきれいに整理するためではなく、その日に頭の中に残っていることを少し外に出すために。
今日あったことをひとこと書いたり、明日の予定を確認したり。
ふと思ったことや、今日のお茶がおいしかったことを書いてもいい。
何ページも書かなくても、数行だけ。
頭の中に置いたままにしていたことを紙の上に少し置いてあげると、それだけで気持ちが軽くなることがあります。
手帳に限らず、秋の夜には好きなことをひとつ選んで、少しだけ楽しむのもいいものです。
秋のおうち趣味時間については、こちらの記事でもご紹介しています。
数針だけ、刺繍をする
夜の刺繍は、作品を完成させるためではなく、ほんの少し手を動かす時間に。
今日はここまで、と決めていたところまで進めなくても大丈夫。
数針だけ刺して、糸を切る。
途中の作品を眺めて、「また明日」と道具を片付ける。
刺し終わった刺繍を、何に仕立てようか考える。
少しだけでも好きなことに触れられると、一日の終わりに自分のための時間を持てたような気持ちになります。
秋の夜に、少しずつ刺繍を進める時間については、10月の刺繍時間の記事でもご紹介しています。
▶︎10月の刺繍時間記事
本を少し読む
最後に本を開く日もあります。
何ページ読む、と決めずに、数ページだけ。
続きが気になったらもう少し読んでもいいし、眠くなったらそこで閉じてもいい。
秋の夜に温かい紅茶をそばに置いて本を読む時間は、それだけで季節を感じられる過ごし方のひとつです。
もう少しゆっくり読書を楽しみたい日は、こちらの記事でも秋の夜の過ごし方をまとめています。
毎晩、全部しなくてもいい
紅茶を淹れて、スマホを置いて、手帳を開いて、刺繍をして、本を読む。
こうして並べると、やることがたくさんあるように見えるかもしれません。
でも、毎晩全部する必要はありません。
「今日は紅茶だけ飲もう」
「手帳を少し開こうかな」
「刺繍を始めたけど眠くなったから今日はおしまい」
1つだけでも、気分に合わせて2つ組み合わせてみたり。
もちろん、何もせず、早めに布団に入る日があっても大丈夫です。
夜を整えることは、夜を有意義に使うことだけではないと思っています。
その日の自分に必要なものをひとつ選んで、少しだけゆっくりする。
それだけでも、十分に自分の時間です。
自分のための夜を、少しずつ
秋の夜が少しずつ長くなる季節。
紅茶を淹れたり、手帳を開いたり、数針だけ刺繍をしたり。
本を数ページ読んで、そのまま眠ってしまう日があってもいい。
その日の自分が心地よく過ごせることをひとつ選んで、夜の時間をゆっくり味わう。
この秋は、そんな夜を少しずつつくっていきたいと思います。
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今日の秋の夜時間に使ったもの
今回の記事で紹介した、秋の夜をゆっくり過ごすために使っているものです。
秋の夜の過ごし方に、今の自分が心地よいと思えるものをひとつ取り入れてみるのはいかがでしょうか。


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