9月になっても、昼間はまだ夏の暑さが残っています。
半袖で過ごす日もあれば、冷たい飲み物がまだおいしい日も。
それでも、朝晩の風が少し涼しくなったり、日暮れが早くなったりすると、暮らしの中にも少しずつ秋を取り入れたくなります。
厚手の服を出すほどではないけれど、薄手のショールを一枚。
いつものランチョンマットを、少し深い色に。
カップを変えたり、部屋の香りを変えたり。
大きく模様替えをしなくても、身の回りのものをひとつ変えるだけで、いつもの暮らしの温度が少し変わることがあります。
秋支度というほど大げさではなくて。
夏の名残りを残しながら、これからの季節に向けて、少しずつ心地よいものを選んでいく。
この記事では、そんな季節の境目に取り入れやすい、ささやかな変化をご紹介します。
この秋は、そんなささやかな変化から、季節を迎えてみます。
9月は、暮らしの温度を少し変える
9月になったからといって、夏のものを全部しまって、秋のものに入れ替える必要はありません。
まだ暑い日は、夏の服も冷たい飲み物もそのまま楽しむ。
少し涼しくなったら、いつもの暮らしに秋らしいものをひとつ足してみる。
薄手のショールを手に取ったり、秋色のランチョンマットを出したり。
そんなふうに、季節の変化に合わせて暮らしを少しずつ変えていくほうが、9月にはちょうどよいのかもしれません。
「秋支度をしなくては」と考えるのではなく、
「今日はこれがあると心地よさそう」
と思うものをひとつ選んでみる。
暮らしの温度をほんの少し変えるだけでも、季節の移り変わりを感じられそうです。
身につけるものから、秋の温もりを
季節の変化をいちばん身近に感じやすいのは、毎日身につけるものかもしれません。
服をすべて秋物に変えなくても、色や素材をひとつ変えるだけ。
まだ夏の暑さが残る9月だからこそ、薄手のものを残しながら、少しだけ秋を取り入れてみます。
薄手のショールを一枚、そばに置く
朝晩に少し涼しさを感じるようになったら、薄手のショールやストールを手の届くところに。
まだ長袖を着るほどではなくても、冷房の効いた部屋や夕方の外出には、さっと羽織れるものがあると心地よく過ごせます。
リネンや薄手のコットンなど、夏の終わりにも使いやすい素材なら、季節の境目にも取り入れやすそうです。
いつもバッグに入れておく。
椅子の背に掛けておく。
ソファのそばに置いておく。
「秋だから出す」というより、少し涼しく感じた日に自然と手に取れるようにしておく。
そんな準備も、9月らしいのかもしれません。
秋色をひとつ身につける
服をすべて秋色に変えなくても、バッグや靴下、ストールなどに、少し深い色をひとつ取り入れてみます。
くすんだピンク
深いグリーン
灰色がかったブルー
夏の明るい色の中に、ひとつだけ秋らしい色が入ると、季節が少し先へ進んだように感じられます。
まだ暑い9月だからこそ、素材は夏のまま、色だけほんの少し秋へ。
そんな取り入れ方なら、無理なく楽しめそうです。
おうちカフェに、秋の色をひとつ
おうちで過ごす時間も、身の回りの色をひとつ変えるだけで、少し季節らしくなります。
紅茶を飲むカップや、テーブルに敷くランチョンマット。
毎日のように使うものだからこそ、大きく変えなくても、その色や手触りから季節を感じられます。
まだ暑い9月は、夏の飲み物と秋らしい色を組み合わせるのも楽しそうです。
ランチョンマットを少し深い色に
毎日使うランチョンマットを変えるだけでも、テーブルの印象は少し変わります。
ブラウンやベージュ、くすみグリーンなど、少し深みのある色を選んでみる。
まだ暑い日はアイスティーを置いてもいい。
少し涼しい夜には、温かい紅茶を置いてみる。
夏の飲み物と秋らしい色を一緒にしても、9月ならではの組み合わせになります。
季節のものをすべて揃えなくても、いつものテーブルにひとつ色を加える。
それだけで、秋の気配を楽しめそうです。
少し深い色のカップを選ぶ
紅茶を飲むカップも、季節を感じるきっかけになります。
夏の間に使っていた白いカップから、少し深い色のカップへ。
あるいは、いつものカップに秋色のソーサーを合わせてみる。
温かい紅茶を注いだときに、手の中に伝わるカップの温度も、これからの季節には心地よく感じられます。
まだ暑い日はアイスティー。
少し涼しくなったらホットティー。
飲み物が変わっていくのと一緒に、カップも少しずつ変えていく。
そんなおうちカフェも楽しそうです。
香りを変えて、季節を迎える
季節の変化は、目に見えるものだけではありません。
部屋に入ったときの香りを少し変えてみるのも、秋を感じる方法のひとつです。
いつもの香りを、少し落ち着いたものに
夏は柑橘やミントなど、すっきりした香りを選んでいたなら、9月からはウッディー、ティー、ハーブなど、少し落ち着いた香りを取り入れてみる。
香りを全部変える必要はありません。
玄関だけ。
寝室だけ。
あるいは、夜のティータイムだけ。
ひとつの場所や時間だけ香りを変えると、季節の変化をさりげなく楽しめます。
香りは目に見えないけれど、いつもの部屋の空気を少し変えてくれるもの。
夜、照明を落として紅茶を淹れたときに、いつもと違う香りがする。
そんな小さな変化も、秋の始まりにはよく似合いそうです。
花を一輪、秋らしく
夏の間は、明るい色の花やグリーンを楽しんでいたかもしれません。
9月になったら、少しずつ秋らしい花に目を向けてみます。
季節の花を、少しだけ飾る
秋らしい花をたくさん飾らなくても、一輪だけでも十分。
スーパーや花屋さんで見つけた季節の花を、小さな花瓶に挿してみる。
花を飾る場所も、いつものままで大丈夫です。
ダイニングテーブル。
玄関。
手帳を書く机。
刺繍をするテーブル。
好きな時間を過ごす場所に一輪置くだけで、その場所に季節の気配が加わります。
秋の花が見つからない日には、色から
その時期に気に入った花が見つからなくても、無理に秋の花を探さなくて大丈夫です。
ベージュ。
オレンジ。
くすんだピンク。
深い赤。
そんな色の花を選ぶだけでも、少し秋らしい雰囲気になります。
季節そのものを取り入れるのではなく、季節を感じる色をひとつ選ぶ。
そんな楽しみ方もよさそうです。
夏のものに、秋をひとつ添える
9月は、夏と秋の境目。
だからこそ、どちらか一方に決めなくてもいいのだと思います。
アイスティーを飲みながら、秋色のランチョンマットを使う。
半袖のまま、夕方になったら薄手のショールを羽織る。
夏に使っていたカップで、温かい紅茶を飲む。
明るい色の花の隣に、少し深い色の小物を置いてみる。
そんなふうに、夏の暮らしに秋をひとつ添えてみる。
季節の変わり目だからこそできる組み合わせを楽しんでみます。
暮らしの温度が変わると、季節が近づいてくる
「秋になったら、これを出して、あれをしまって……」
そう考えると、季節の変化まで少し忙しく感じてしまうことがあります。
でも、9月はまだ夏の暑さが残る季節。
暮らしを一度に秋へ変える必要はありません。
まだ暑い日は夏のまま。
少し涼しい日は、秋をひとつ。
その日の自分が「これがあると心地よさそう」と思ったものをひとつ選んでみる。
そんなふうに、その日の気温や気分に合わせながら過ごしていけばいいのだと思います。
少し涼しくなったから薄手のショールを出す。
紅茶を飲むカップを変えてみる。
ランチョンマットを秋色にする。
夜の香りを少し落ち着いたものにする。
花を一輪飾る。
どれも、暮らしを大きく変えるものではありません。
けれど、いつもの暮らしに少しだけ温もりを添えると、季節の変化に気づきやすくなることがあります。
夏の名残りを感じながら、少しずつ秋へ。
そうして過ごしているうちに、いつの間にか暮らしの中に秋が増えていくのかもしれません。
今年の9月は、暮らしの温度をほんの少し変えるところから、秋を迎えてみませんか。
趣味時間にも、秋をひとつ
秋らしい色を取り入れたり、温かい紅茶を淹れたり。
好きなことを楽しむ時間にも、少しずつ秋を添えてみます。

紅茶から、季節を取り入れる
朝晩に少し涼しさを感じたら、温かい紅茶を一杯。
夏のアイスティーも楽しみながら、少しずつ秋の紅茶時間へ。

秋のおやつをひとつ添えて
いつものおうちカフェに、ぶどうや梨、栗やさつまいもなど、季節のおやつをひとつ。



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