近年注目を浴びるようになったルイボスティー。
ノンカフェインなので世代を問わず、また多くの効能から愛飲する人が増えてきています。
こちらの記事では、そんなルイボスティーの美味しくて効果的な飲み方を紹介します。
ルイボスティーの基本の作り方
- 煮出し式
- 水出し式
おすすめのルイボスティーはこちらで紹介しています
ルイボスティーとは
ルイボスティーはこんなお茶
- 「ルイボス」というマメ科の針葉樹から作られるお茶
- 南アフリカ・セダルバーグ山脈でのみ生産される
- 濃い赤色の水色にクセのないほのかに甘い風味
- ノンカフェイン
ルイボスティーは、紅茶によく似た見た目をしていますが、紅茶の仲間ではありません。
ルイボスティーは、マメ科アスパラトゥス属の針葉樹のハーブ「ルイボス」から作られるお茶です。
健康効果が非常に高く、古くから南アフリカの先住民の間では治療目的として飲まれていました。
「不老長寿のお茶」
「魅惑の健康茶」
「奇跡のお茶」
などその効果を伝える呼び方がされています。
水色はとても濃い赤い色ですが、意外とクセのない味で、タンニンが少ないので渋みもなく、ほのかに甘みがあります。
緑茶や紅茶に含まれる成分であるカフェインが含まれていないこともルイボスの大きな特徴です。
ルイボスティーの効果・効能
ルイボスティーの効果・効能
- リラックス効果
- 美肌効果
- 便秘予防
- ダイエット効果
ルイボスティーには健康だけでなく美容にも嬉しい効果がたくさんあります。
特に女性は習慣として飲むことをおすすめしたいお茶です。
煮出し式ルイボスティーの淹れ方
煮出し式ルイボスティーの作り方
- お湯を沸かす
- 茶葉を入れて弱火で10分煮出す
- 火を止めてカップもしくはポットに注ぐ
煮出し式のメリット
ルイボスティーには抗菌作用を持つ「フラボノイド」というポリフェノールの1種が含まれています。
このフラボノイドは熱湯抽出や水出しでは抽出されないと言われています。
ルイボスティーの効果の1つである抗菌作用の効果をより活かすためには、煮出し式がおすすめです。
準備する材料
材料 | 分量 |
---|---|
茶葉 | 5g |
水 | 1L |
使用する茶葉によって分量が変わる場合があります。
必ず使用する茶葉のパッケージを最初に確認してください。
道具
- 鍋もしくはやかん
- ティースプーン
- ティーストレーナー
- ティーカップ
- ティーポット
作り方
水のみをやかんもしくは鍋に入れて火にかけます。
沸かす水の量
1L
お湯が沸騰したら茶葉を入れ、弱火にして10分煮出します。
茶葉の量の目安
お湯1Lあたり5g
煮出し時間の目安
10分
(最低でも5分)
抗菌作用を持つ「フラボノイド」は
5分以上に出すことで効果的に
抽出されます
せっかく飲むなら
効果も欲張りたいですね!
時間が経過したら火を止めます。
その後ティーストレーナーと呼ばれる茶こしを通してカップもしくはポットに注ぎます。
カップごとの濃さにムラがでないようにそれぞれ少しづつまわし注ぎしましょう。
ルイボスティーはタンニンが少ないので長時間抽出しても渋みが出にくいです。
火を止めてすぐに全ての茶葉を取り除かなくても美味しくいただけます。
ルイボスティーは温かいうちに飲むと
冷え性や血流の改善、
リラックス効果がより期待できます
まずは作り立ての一杯を楽しむのが
良さそうですね
水出し式ルイボスティーの作り方
水出しルイボスティーの作り方
- 清潔な保存容器に茶葉を入れる
- 茶葉を入れた保存容器に水を入れる
- 冷蔵庫で一晩(10時間)保存する
- 仕込んでから24時間以内に飲みきる
水出し式のメリット・デメリット
水出し式のメリット・デメリット
- 工程が少ない
- 手間が少ない
- 10分間の煮出し時間が必要ない
- フラボノイドの効果が煮出し式より少ない
冷たいルイボスティーを飲みたい時に思いつくのが水出し式かと思います。
ルイボスティーも水出しできるの?
できるけど少しもったいないかな…
先ほど説明したように、ルイボスティーに含まれる抗菌作用を含むフラボノイドは5分以上煮出すことで効果的に摂取することができます。
水出し式でもそれなりに効果はありますが、やはりより効果的に飲むためには煮出し式がおすすめです。
ルイボスティーの特徴
ノンカフェイン
タンニンが少ない
⇩
クリームダウン現象の心配がない
⇩
冷蔵庫で冷やしても大丈夫
効能を取るなら煮出し式
手軽さを取るなら水出し式
シーンに合わせて
上手に使い分けてみてください
水出しルイボスティーの注意点
水出しルイボスティーの注意点
- 仕込んでから24時間以内に飲み切る
- 清潔な保存容器を用意する
- 水出し可の茶葉を使用する
水出しルイボスティーも水出しアイスティー同様、熱湯を使用していないために長期保存に向かない飲み物です。
長期間放置しておくと容器の中で菌類が増殖する可能性が熱湯抽出よりも高いです。
そのため衛生管理のために細心の注意を払う必要があります。
材料
材料 | 分量 |
---|---|
茶葉 | 10g |
水 | 1L |
道具
- 保存容器(耐熱ガラス製がベスト)
- ティースプーン
- ティーストレーナー
作り方
まずは清潔な保存容器に茶葉を入れます。
茶葉の量の目安
水1Lあたり10g
容器の種類は耐熱ガラス製がおすすめです。
耐熱ガラス製保存容器の特徴
- 茶葉の香りが移りにくい
- 熱湯消毒ができる
- 熱湯抽出でお茶を淹れる時にも兼用できる
- 重い
- 割れやすい
今後お茶をより楽しむためにもこの機会に是非ガラス製容器を1つ用意しておくと便利です。
▼おすすめの耐熱ガラス製ポットを紹介しています▼
プラスチック製保存容器の特徴
- 軽い
- 取り扱いが楽
- 傷がつきやすく、雑菌の温床となりやすい
- 茶葉の香りが移りやすい
容器の蓋や底の部分は特に茶しぶが溜まりやすいので、普段からこの部分は特に念入りに洗うように心がけましょう。
また、しばらく使用せずに仕舞い込んであった容器を使う場合も注意が必要です。
仕舞ってある間に菌類が増殖し、食中毒の原因となる場合があります。
水出しに限った話ではありませんが、長期間使用していなかった容器は、使用前に一度洗浄しましょう。
水の量の目安
1L
水出し式で淹れる時は清潔さが重要ではありますが、水を加える時に必ずしもミネラルウォーターを用意する必要はありません。
しかし、水道水を使用する場合は浄水器を通した水を使うとより安心です。
水出しの場合、抽出時間はおおよそ10時間ほどです。
抽出時間の目安
約10時間
こんなシーンにおすすめ
- 前日寝る前に仕込む⇨朝起きてすぐに冷たいルイボスティー が飲める
- もしくは朝起きてすぐに仕込む⇨ティータイムにちょうど飲みごろ
水出しルイボスティーは熱湯抽出をしていないので、長期保存に向きません。
長くても仕込んでから24時間以内、できるだけ早く飲み切りましょう。
菌が入り込まない工夫
- 冷蔵庫から長時間出しておかない
- グラスに注ぐ際には口につけない
ルイボスティーの賞味期限
ルイボスティーの賞味期限
常温保管:2〜3日
冷蔵庫保管:5〜6日
(衛生管理をクリアした場合に限る)
ルイボスティーは抗菌作用があるので比較的腐りにくいお茶です。
ですので、数日分まとめて作っておくのも可能。
煮出したルイボスティーは常温で2〜3日、冷蔵庫保存で5〜6日保存出来ると言われています。
この時に保管する容器は清潔なものを用意するようにしましょう。
2〜3日分まとめて作っておいて冷蔵庫保管もおすすめです!
ルイボスティーの基本の作り方[煮出し式・水出し式]まとめ
こちらの記事では「ルイボスティーの基本の作り方」を紹介しました。
煮出し式ルイボスティーの作り方
- お湯を沸かす
- 茶葉を入れて弱火で10分煮出す
- 火を止めてカップもしくはポットに注ぐ
水出しルイボスティーの作り方
- 清潔な保存容器に茶葉を入れる
- 茶葉を入れた保存容器に水を入れる
- 冷蔵庫で一晩(10時間)保存する
- 仕込んでから24時間以内に飲みきる
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