手帳の紙はどう選ぶ?書き心地や色、ペンとの相性を考える

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手帳を探していると、サイズやフォーマットだけでなく、「紙」にもいろいろな違いがあることに気づきます。

「この手帳は紙が薄い」

「裏抜けしにくい」

「万年筆との相性がいい」

「クリーム色の紙が好き」

など。

でも、手帳を選ぶたびに、紙質まで細かく調べる必要があるのかな……と思うこともありますよね。

実際、使うペンによって気になるところも違います。

ボールペンなら気にならないことが、万年筆では気になったり。

同じ紙でも、さらさら書けるほうが好きな人もいれば、少しペン先が止まるような感触が好きな人もいます。

そして、紙の色によっても、ページを開いたときの印象は少し変わります。

今回は、手帳選びで気になる「紙」の違いを眺めながら、自分にとって心地よい紙とはどんなものなのかを考えてみます。

目次

手帳の紙は、何が違う?

手帳の紙を見比べてみると、同じ「紙」でもいろいろな違いがあります。

  • 紙の厚さや色
  • 表面の感触
  • ペンを走らせたときの感覚
  • 使う筆記具との相性

手帳を選ぶときは、すべてを細かく覚えておく必要はありません。

まずは、自分が実際に書くときに気になりそうなところを、いくつか眺めてみましょう。

紙の色

まず、ページを開いたときの印象を左右しやすいのが、紙の色です。

真っ白な紙は、すっきりとした印象。

少しクリームがかった紙は、やわらかく落ち着いた印象。

同じペンで同じ文字を書いていても、紙の色が違うだけで、手帳全体の雰囲気が少し変わります。

予定を書き込むためのページなのか。

日々のことを残すページなのか。

長く読み返したい記録なのか。

そんな「その手帳と過ごす時間」を思い浮かべながら、好きな紙の色を考えてみるのも楽しそうです。

紙の厚さ

紙の厚さも、手帳を選ぶときに気になるポイントです。

薄い紙なら、一冊の手帳にたくさんのページを収めやすい。

厚みのある紙なら、裏面まで安心して使えると感じることもあります。

ただ、「厚い紙=書きやすい」というわけではありません。

紙が薄くても書き心地が好きなこともありますし、厚みのある紙でも、使うペンによってはにじみが気になることがあります。

厚さだけで判断するのではなく、実際にどんなふうに使いたいのかを一緒に考えてみるとよさそうです。

書き心地

紙の違いをいちばん感じやすいのが、実際にペンを走らせたときの感触かもしれません。

さらさらとペン先が進む紙。

つるっとした感触の紙。

少しざらっとしていて、ペン先が紙に触れているのを感じる紙。

どれが書きやすいかは、人によって違います。

予定をすばやく書き込みたいときには、さらさらと書ける紙が心地よいかもしれません。

一方で、日記や手帳時間をゆっくり楽しみたいときには、少しペン先が止まるような紙が好き、ということもあります。

「書きやすい紙」とひとことで言っても、その感覚は意外と人それぞれです。

使うペンによって、気になる紙も変わる

紙の違いを考えるときには、普段どんなペンを使っているかも大切です。

同じ紙でも、筆記具が変わると感じ方が変わることがあります。

ボールペンで書く

予定やToDoなど、日常的なことを書くのに使いやすいボールペン。

普段からボールペンを中心に使っているなら、まずは「いつものペンで気持ちよく書けるか」を基準にしてみてもよさそうです。

手帳に何を書くかによって、細いペンが好きだったり、少し太めの文字が好きだったり。

普段使っているペンを思い浮かべるだけでも、紙選びの基準がひとつ見えてきます。

ゲルインクで書く

ゲルインクのペンは、色がきれいに出たり、なめらかに書けたりするものもあります。

一方で、インクの乾き方や紙との相性が気になることも。

手帳に色を使って書くことが多いなら、「この色をきれいに残したい」というところから紙を見てみるのもひとつです。

万年筆で書く

万年筆を使う場合は、紙との相性がより気になりやすくなります。

インクがにじまないか。

裏側まで抜けてこないか。

乾くまでに時間がかからないか。

インクの色や濃淡を楽しみたい人にとっては、紙の違いも手帳選びの楽しみのひとつになるかもしれません。

鉛筆やシャープペンで書く

鉛筆やシャープペンでは、紙の表面の感触が書き心地に影響することがあります。

さらっとした紙が好きなのか。

少し紙の感触を感じながら書くほうが好きなのか。

こちらも、実際に書いてみると好みが分かりやすいところです。

マーカーを使う

手帳を色分けしたり、線を引いたりするなら、マーカーとの相性も気になります。

特に両面を使う場合は、裏抜けや裏移りが気になることもあります。

たくさん色を使う人なら、普段使っているマーカーを試し書きしてみると安心です。

つまり、紙だけを見て「この紙が自分に合っている」と決めるのではなく、

「私はこの手帳で、どんなペンを使うんだろう?」

と考えてみる。

それだけでも、気にするポイントが少し絞られてきます。

「にじみ」「裏抜け」「裏移り」ってどう違う?

手帳の紙について調べていると、

  • 「にじみ」
  • 「裏抜け」
  • 「裏移り」

という言葉を見かけることがあります。

似ているようですが、それぞれ少し違います。

にじみ

インクが紙の上で広がり、文字の輪郭がぼやけるような状態です。

細い字を書きたいときや、文字をきれいに残したいときには気になることがあります。

裏抜け

書いたインクが紙を通り抜けて、裏側まで見える状態です。

裏面にも文字を書きたい場合には、特に気になりやすいポイントです。

裏移り

一般的には、書いたインクが乾く前にページを閉じたり、別のページに触れたりすることで、インクが反対側のページなどに移ってしまうことを指します。

一方で、手帳やノートの話では、裏抜けするほどではないものの、書いた文字やインクの色が紙の裏側から透けて見える状態を「裏移り」と表現することもあります。

裏抜けと裏移りは、使われ方によって少し意味が重なることもあるので、手帳選びでは「裏面がどのくらい気になるか」という感覚で見ておくと分かりやすいでしょう。

こちらも、手帳を両面使いたいかどうかによって気になり方が変わります。

たとえば、片面を中心に使うのであれば、多少の裏抜けは気にならないかもしれません。

反対に、見開きの両方に予定や記録をたくさん書きたいのであれば、紙との相性は大切になってきます。

「裏抜けする紙はダメ」ということではなく、

自分は手帳をどんなふうに使うのか。

そこから考えてみると、自分に必要な紙の条件も見つけやすくなります。

紙の違いは、「書く時間」の違いでもある

ここまで紙の特徴について見てきました。

でも、紙を選ぶときに大切なのは、スペックだけではありません。

実際に手帳を開いて、ペンを持ったとき。

その時間をどんなふうに感じるかも、紙の好みにつながっているように思います。

さらさら書ける紙が好き

ペン先がすっと進んでいく紙。

予定やToDoを書き込むときにも、日記を書くときにも、気持ちよく文字を書き続けられる。

そんな紙が好きな人もいるでしょう。

少しペン先が止まる紙が好き

一方で、紙に少しだけペン先が触れている感覚があるほうが好き、ということもあります。

文字を書くスピードが少しゆっくりになって、考えていることを言葉にする時間も長くなる。

日記やジャーナリングなど、手帳を書くことそのものを楽しみたいときには、そんな書き心地が心地よく感じられることもあります。

紙の色で気分が変わる

そして、紙の色。

真っ白なページを開くと、これから書いていくものがすっきり受け止められるような感じがします。

少しクリームがかった紙なら、ページ全体がやわらかく見える。

どちらが見やすいかだけではなく、

「どちらのページを開きたくなる?」

と考えてみるのもいいかもしれません。

手帳は、毎日何度も開くもの。

だからこそ、ページを開いたときの小さな心地よさも、案外大切なのだと思います。

手帳を選ぶときは、実際に書いてみる

紙は、画面越しに見ているだけでは分かりにくいものです。

紙の厚さや色は写真でもある程度分かりますが、ペンを走らせたときの感触までは、なかなか想像できません。

だから、気になる手帳があったら、できる範囲で実際に書いてみるのがおすすめです。

今使っている手帳と比べてみる

新しい紙だけを見ていると、「良いのか悪いのか」が分からないこともあります。

そんなときは、今使っている手帳を基準にしてみるのもひとつ。

「今の紙より好き?」

「もう少しさらさらしているほうがいい?」

「この色のほうが落ち着く?」

そんなふうに比べてみると、自分の好みが見えてきます。

サンプルや試し書きページを利用する

手帳やノートによっては、実際の紙に試し書きできるサンプルが用意されていることもあります。

オンラインで気になる手帳を見つけたときも、すぐに決めず、

「実際の紙を触れる機会はあるかな?」

と探してみる。

紙は、触って、書いてみて初めて分かることもたくさんあります。

紙は、どこまで気にして手帳を選べばいい?

ここまで見てくると、

「じゃあ、手帳を選ぶときは紙まで細かく調べたほうがいいの?」

と思うかもしれません。

でも、私はそこまで難しく考えなくてもいいと思っています。

普段のペンで問題なく書ければOK

普段使うのがボールペン中心なら、まずはいつものペンで気持ちよく書けるか。

それで困らないのであれば、紙について細かく調べなくても十分かもしれません。

書き心地が気になるなら、試し書きしてみる

「さらさら書けるほうが好き」

「少し引っかかるほうが好き」

という好みがあるなら、実際に紙に書いてみるのがいちばん分かりやすい方法です。

特定のペンを使いたいなら、紙との相性を確認する

万年筆やマーカーなど、紙との相性が気になる筆記具を使っているなら、にじみや裏抜けなども確認しておくと安心です。

つまり、

紙についてどこまで気にするかも、自分の使い方次第。

たくさんの紙を比較して「正解」を探す必要はありません。

自分が手帳に何を書くのか。

どんなペンを使うのか。

両面を使いたいのか。

そして、どんな書き心地が好きなのか。

そこが分かれば、必要なところだけ見ればいいのだと思います。

手帳によって、紙に求めるものも少し変わる

私自身も、手帳ごとに役割が違うので、紙に求めるものも少しずつ違います。

日々のことや読書、出かけたことなどを気軽に残したいロルバーン。

そのとき感じたことや「良かったこと」を拾っておきたいほぼ日weeks。

これからの予定や、発信のことを考えるためのSUNNY手帳。

必要な情報だけを持ち歩きたいmicro5。

同じ「手帳」でも、役割が違えば、そこで過ごす時間も変わります。

だから、私の場合は「この紙がいちばん好き」とひとつに決めるというより、その手帳で何を書きたいのかによって、心地よいと感じる紙も少し変わるのだと思います。

紙の種類を知っていることよりも、「この手帳では、こんなふうに書きたい」と想像できることが、私にとっては紙を選ぶときの基準になっています。

そして、こうして「何を書くのか」「どんなふうに使うのか」と、色々な視点から考えてみると、「そもそも、これは「手帳」でなければいけないのかな?」とも考えるようになる時もあります。

予定を管理するための一冊なら手帳。

思いついたことを自由に残したいならノート。

ページを入れ替えながら使いたいならシステム手帳。

そんなふうに考えてみると、選択肢はもう少し広げてもよさそうです。

次は、綴じ手帳・システム手帳・ノート。それぞれの違いを眺めながら、自分の使い方に合う「一冊のかたち」を考えてみます。

手帳の紙も、「自分の心地よさ」から選んでみる

手帳の紙には、厚さや色、表面の感触、インクとの相性など、いろいろな違いがあります。

でも、そのすべてを覚えてから手帳を選ぶ必要はありません。

自分がいつも使っているペンで、気持ちよく書けるか。

裏面も使いたいのか。

白い紙とクリーム色の紙、どちらを開いたときに心地よく感じるのか。

そんなところから考えてみても十分です。

「紙が良いから、この手帳を選ぶ」

ではなく、

「この手帳を開いて、書く時間が心地よいから選びたい」

そんなふうに考えてみると、紙の違いも少し身近に感じられるかもしれません。

手帳を書く時間は、予定を整理するだけではなく、自分のことを考えたり、その日の出来事を残したりする時間でもあります。

だからこそ、ページを開いたときの感触も、自分が大切にしたいもののひとつとして、そっと選んでみたいと思います。


今日の手帳時間で使ったもの

この記事を書きながら、実際に使っていた手帳や文房具たちです。

手帳を選ぶときは、スペックだけではなく、実際にページを開いたときの心地よさも大切にしています。

ロルバーンダイアリー

日々のことや読書、出かけたことなどを残しています。

ほぼ日Weeks

そのとき感じたことや、「良かったこと」を拾うために使っています。

ユニボール シグノ 0.38

書きやすく裏抜けしにくいペンとして、最近気に入って使っています。

使う時間や役割が変わると、同じ手帳でも少し違った表情が見えてきます。

自分の暮らしに合うアイテムが見つかりますように。

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この記事を書いた人

家で過ごす時間が好きで、手帳・紅茶・刺繍を楽しみながら暮らしています。
忙しい毎日の中でもほっとひと息つく時間を大切にしたくて、このブログを始めました。
ブログ「HomeCafeDiary」ではおうちで過ごす時間を少し心地よくするささやかな習慣や記録を綴っています。

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