手帳を選ぼうと思ったとき、
「まずはサイズを見ればいいのかな?」
「ウィークリーとマンスリー、どちらがいいんだろう?」
「紙も違うみたいだけど、そこまで気にしたほうがいい?」
と、いろいろなことが気になってきます。
手帳売り場を眺めていると、サイズもフォーマットもさまざま。
同じように見える手帳でも、ページのつくりや紙、持ち歩きやすさなど、少しずつ違いがあります。
だからこそ、「自分に合う手帳を探したい」と思っても、何を基準に見ればいいのか分からなくなってしまうこともあるのではないでしょうか。
こちらの記事では「どの手帳を選ぶか」ではなく、たくさんある手帳の中から、自分に合いそうなものを探すために、どこを見ればいいのかを7つのポイントから考えていきます。
手帳を選ぶときに見ている7つのポイント
手帳は、ひとつの条件だけで使い心地が決まるものではありません。
いくつかの条件が重なって、自分にとっての「使いやすい手帳」が見えてきます。
私が手帳を選ぶときに見ているのは、次の7つです。
- サイズ
- フォーマット
- 書く量
- 紙・書き心地
- 持ち歩きやすさ
- 形・デザイン
- 価格
全部を細かく比較しなければいけないわけではありません。
その手帳で何をしたいかによって、気になるポイントも変わります。
まずは「こんなところが違うんだ」と、全体を眺めてみてください。
自分の暮らしから手帳を探す考え方はこちらで詳しく紹介しています。
① サイズ|どのくらいの大きさが心地よい?
手帳を探していると、まず目に入りやすいのがサイズです。
手帳のサイズは、書きやすさだけでなく、持ち歩きやすさや置き場所にも関わります。
A5ならページを広く使いやすい。
B6なら、書くスペースと持ち歩きやすさのバランスを取りやすい。
A6なら、コンパクトにまとめやすい。
ただし、「大きいから書きやすい」「小さいから持ち歩きやすい」と単純に決まるわけではありません。
自分の手の大きさや、普段使うバッグ、手帳を開く場所、書く量によっても感じ方は変わります。
私は、家でじっくり考えたり書いたりする手帳にはある程度のスペースが欲しい一方で、持ち歩くものはできるだけ身軽にしたいと考えて手帳を選んでいます。
そんなふうに、手帳の役割によって心地よいサイズも変わります。
サイズを、書く量や使う場所、持ち歩き方など暮らしから考えてみたい方はこちら。
② フォーマット|どんなページがある?
次に見たいのが、手帳のフォーマットです。
月間ページだけのもの。
月間と週間がセットになっているもの。
1日1ページのもの。
週間ページにも、レフト式、ホリゾンタル、バーチカルなど、いろいろな形があります。
同じ「ウィークリー」でも、ページのつくりによって書きやすさや、見えるものが変わります。
たとえば、予定を一週間単位でざっくり見たいのか。
時間の流れを見ながら予定を組みたいのか。
その日のことを自由に書きたいのか。
フォーマットは、「手帳で何を見たいか」に関わる部分です。
まずはどんな種類があるのかを知っておくと、手帳を探すときにもページを見比べやすくなります。
フォーマットについて詳しくはこちらで紹介しています。
そして、実際の暮らしに当てはめながら考えたいときはこちら。
③ 書く量|どのくらいのスペースが欲しい?
同じ手帳でも、予定だけを書きたい人と、日記やメモまでたっぷり残したい人では、欲しいスペースが違います。
「書くこと」とひとことで言っても、こんなものがあります。
- 予定だけを簡潔に書く
- ToDoも一緒に残す
- 日々の出来事を書く
- 読書記録を残す
- 思いついたことを自由に書く
- 写真やチケットを貼る
「毎日たくさん書く」という人もいれば、予定を一言だけ書いてページをすっきり使いたい人もいます。
だから、「書く量が多いから大きな手帳」と決める必要もありません。
文字を小さく書くのか、大きく書くのかでも、必要なスペースは変わります。
大切なのは、「私は、この手帳にどのくらい残したい?」と考えてみること。
書く量を思い浮かべると、サイズやフォーマットも少し選びやすくなります。
④ 紙・書き心地|ページを開いたとき、どう感じる?
手帳は、実際にペンを持って書くものなので、紙の違いも気になるところです。
紙の色。
厚さ。
表面の感触。
ペンを走らせたときのさらさらした感じ。
少しペン先が止まるような感触。
そして、使うペンとの相性。
ボールペンなら気にならないことでも、万年筆やマーカーではにじみや裏抜けが気になることがあります。
反対に、「この紙の書き心地が好き」というところから手帳を選びたくなることもあります。
紙については、スペックを細かく比較するだけでなく、「このページを開いて、書く時間が心地よい?」と考えてみるのもひとつです。
紙について詳しくはこちらで紹介しています。
⑤ 持ち歩きやすさ|どこまで一緒に持っていく?
手帳を持ち歩くなら、サイズだけでなく、重さや厚みも気になります。
バッグに入れて持ち歩くのか。
家の決まった場所で使うのか。
外出先でもすぐ開きたいのか。
あるいは、基本的には家で使うけれど、たまに持ち出すのか。
同じサイズでも、表紙やリング、紙の厚さなどによって、実際の重さやかさばり方は変わります。
また、「持ち歩けるか」だけでなく、「持ち歩きたいか」と考えてみるのも大切です。
家でじっくり使うことが中心なら、少し大きくても書きやすい手帳を選ぶこともできます。
反対に、外出先で予定を確認したいなら、バッグから自然に取り出せることが大切になるかもしれません。
「どこへ持っていく?」だけでなく、「いつ、どんなときに手帳を開く?」まで考えると、持ち歩きやすさの基準も見えてきます。
「いつ、どんなときに手帳を開く?」というところから考えてみたい方はこちら。
⑥ 形・デザイン|何度も開きたくなる?
手帳には、綴じ手帳、システム手帳、ノートなど、ページの持ち方にもいろいろな形があります。
また、色や表紙、装丁、文字の雰囲気など、デザインによっても「手に取りたい」と感じるものは変わります。
機能だけでなく、「これ、なんとなく好きだな」と思えることも、何度も使う手帳だからこそ大切にしたいところ。
手帳の形や、綴じ手帳・システム手帳・ノートの違いについては、こちらで詳しく考えています。
⑦ 価格|一年間使うものとして考える
最後は価格です。
手帳には、手に取りやすい価格のものから、紙や製本、デザインなどにこだわったものまで、さまざまな価格帯があります。
もちろん、予算の中で選ぶことは大切です。
でも、手帳の場合は単純に「安い・高い」だけではなく、一年間、どのくらい使うものなのかと考えてみるのもよさそうです。
毎日開く手帳なら、使う時間や頻度を考えて、どこまでお金をかけたいかを考えてみてもよさそうです。
反対に、予定を少し確認する程度なら、シンプルな手帳でも十分なことがあります。
価格も「高いから良い」「安いから悪い」ではなく、自分がどのくらい使うものなのかと合わせて考えてみたいポイントです。
H2 7つのポイントは、全部を同じように気にしなくてもいい
ここまで7つのポイントを見てきました。
でも、手帳を選ぶときに、「7項目を全部比較して、一番いいものを探さなきゃ」と考えなくても大丈夫です。
たとえば、「私は持ち歩かないから、重さはそこまで気にしない」という人もいるでしょう。
反対に、「毎日バッグに入れるから、重さはかなり大切」という人もいます。
万年筆を使わないなら、紙の裏抜けはそれほど気にならないかもしれません。
日記を書かないなら、たくさんの書き込みスペースも必要ないかもしれません。
つまり、7つのポイントの中で、自分にとって大切なものはどれなのかから考えていけばいいのだと思います。
迷ったら、「優先順位」をつけてみる
もし候補がいくつかあって迷ったら、
「絶対に外したくない条件」
「できれば叶えたい条件」
「どちらでも大丈夫な条件」
くらいに分けてみるのもおすすめです。
たとえば、こんな分け方もあります。
絶対に外したくない
- B6くらいのサイズ
- ウィークリーがある
- いつものペンで気持ちよく書ける
できれば叶えたい
- 好きな色
- 持ち歩きやすい
- 少し余白がある
どちらでも大丈夫
- 紙の色
- 年間ページの有無
こうしておくと、全部の条件を完璧に満たす手帳を探すのではなく、
「自分にとって大切なところを満たしている手帳」
を探しやすくなります。
手帳を知ると、選ぶときに見えるものが増えていく
手帳には、たくさんの種類があります。
だからこそ、「一番使いやすい手帳はどれ?」と探し始めると、かえって迷ってしまうこともあります。
そんな時は、手帳について少しずつ知っていくことで、見えてくるものが変わるかもしれません。
最初は、「A5とB6、どっちにしよう?」くらいだった手帳選びも、
フォーマットを知ると、「このページなら、こう使えそう」と思えるようになります。
紙を知れば、「このペンなら、この紙が好きかも」と考えられる。
サイズを知れば、「家で使うなら、このくらいのスペースが欲しい」と分かってくる。
綴じ手帳やシステム手帳、ノートの違いを知れば、「そもそも一冊にまとめなくてもいいのかも」と、選択肢を広げることもできます。
「知らないから選べない。」から、「知っているから、自分に合うものを考えられる。」に変わっていきます。
そして、選択肢を知ったあとにもう一度、自分の暮らしを眺めてみる。
そうすると、最初に考えていた「私には、どんな手帳が必要?」という問いにも、少し違った答えが見えてくるかもしれません。
手帳は、暮らしに合わせて選ぶもの。
だからこそ、まずはいろいろな形を知るところから。
ここから先は、気になるページをひとつずつ開きながら、「私は、どんなふうに使いたいんだろう?」と考えてみます。
来年の手帳を、ゆっくり探してみたいと思います。


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