手帳を選ぶとき、「マンスリーにするか、ウィークリーにするか、それともデイリーにするか?」と迷うことがあります。
「予定を書くだけなら、月間ページでも足りそう。」
「でも、ToDoやちょっとしたメモも残したい。」
「一日のことをもう少し細かく書きたい気もするけれど、毎日そんなに書くのかな……。」
手帳にはいろいろなフォーマットがありますが、名前だけを見ていると、自分に合うものがどれなのか分かりにくいこともありますよね。
こちらの記事では、フォーマットの形からではなく、「私は、手帳をどんなふうに使いたいんだろう?」というところから、フォーマットとの相性を眺めてみます。
手帳は「何を書くか」から考えてみる
手帳を選ぶとき、つい
「人気のフォーマットはどれだろう」
「みんなは何を使っているんだろう」
と考えてしまいます。
手帳のフォーマットがどんな形をしているのかを知っておくと、これからの手帳選びでも、実際のページを頭に浮かべながら考えやすくなります。
マンスリー・ウィークリー・バーチカルなど、それぞれのフォーマットがどんな構造になっているのか、こちらの記事で整理しています。
でも、本当はその前に、
自分は手帳に何を残したいのか
を考えてみると、選びやすくなることがあります。
たとえば、
- 月の予定をざっくり見たい
- 予定とToDoを一緒に整理したい
- 時間の流れを見ながら予定を組みたい
- その日のことをたくさん残したい
同じ「手帳を使う」でも、欲しいものは少しずつ変わってきます。
ここからは、それぞれの過ごし方とフォーマットを重ねながら見ていきます。
月の予定をざっくり眺めたいなら、マンスリー

まずは、1か月の予定をまとめて見たい場合におすすめのマンスリータイプ。
マンスリーは、1か月分の日付が見開きなどに並んでいて、予定を月単位で確認できるフォーマットです。
たとえば、
- 家族の予定
- 学校や園の行事
- 通院
- 誕生日
- お出かけ
- 締切
など、「いつ何があるか」を確認するのに向いています。
特に、「今月はどんな予定が入っている?」と全体を眺めたいときには、マンスリー(月間)ページがあると便利です。
マンスリーだけでも足りることがあります
予定を書き込む量がそれほど多くなければ、マンスリーだけでも十分使えることがあります。
たとえば、「予定が入っている日だけ分かればいい」という使い方なら、1日ごとのスペースが限られていても、それほど困らないかもしれません。
一方で、予定に加えてToDoやメモまでたくさん書きたい場合には、少し物足りなく感じることも。
そんなときは、週間ページやメモページを組み合わせる方法もあります。
「予定をどのくらい細かく管理したいか」で考えてみるとよさそうです。
1週間の予定とToDoを一緒に見たいなら、ウィークリー
「マンスリーだけでは少し足りない」と、感じた時に候補になるのが、ウィークリータイプです。
1週間の予定をまとめて見られるので、
「今週は何をしよう?」
「この予定の前後に、何を入れよう?」
と、週全体を見通しを立てながら使えます。
たとえば、
- 家族の予定
- 買い物
- 家事
- 仕事の予定
- やること
- 今週のメモ
などをまとめておきたい場合。
マンスリーよりも1日あたりのスペースが増えるので、予定以外のことも書き込みやすくなります。
ウィークリーにもいろいろな形があります
ここで少し迷いやすいのが、「ウィークリーなら、どれを選べばいいの?」というところかもしれません。
ウィークリーには、レフト式やホリゾンタル、バーチカルなど、いくつかのレイアウトがあります。
たとえば、右側に自由に使えるスペースがあるレフト式なら、予定とToDoを分けて書くこともできます。
時間軸のあるバーチカルなら、予定だけでなく一日の流れを眺めることもできます。
つまり、【ウィークリー=1つの書き方】ではありません。
「1週間を見たい」というところから、さらにどんなふうに1週間を眺めたいかを考えていくことになります。
ウィークリーのページをもっと自由に使う方法を知りたいときは、実際の使い方をまとめたこちらの記事も参考にしてみてください。
時間単位で予定を見たいなら、バーチカル
一日の中で予定の時間が細かく決まっているなら、バーチカルも使いやすいかもしれません。
バーチカルは、時間軸に沿って予定を書き込める週間フォーマットです。
たとえば、
8:00 資料作成
10:00 会議
12:00 昼休み
14:00 外回り
というように、時間の流れに沿って一日の予定を置いていけます。
予定が多い日でも、「何時から何時まで空いている?」ということを視覚的に確認しやすいのが特徴です。
ですが、バーチカルは予定を細かく管理するためだけのものでもありません。
私は実際にバーチカルを使っていますが、予定を書き込むだけでなく、「今日はどんなふうに時間を過ごせそうかな」と、一日の流れを眺めるためにも使っています。
- 家事を頑張りたい時間
- ブログを書けそうな時間
- 子どものために使いたい時間
- 何もしないでお茶を飲んでひと息つきたい時間
そんなものまで並べてみると、自分の一日が少し違って見えることがあります。
バーチカルの具体的な使い方については、こちらの記事で実際の使い方をもう少し詳しく紹介しています。
一日のことをたくさん残したいなら、デイリー
ここまでが「月」や「週」を中心に見るフォーマットでした。
もう少し視線を一日に近づけてみると、デイリータイプがあります。
デイリーは、1日単位で予定や記録を書くフォーマットです。
予定だけではなく、
- ToDo
- 日記
- 食事
- 体調
- アイデア
- その日の出来事
など、いろいろなことを書き込めます。
「今日はこれをする」という予定管理だけでなく、
「今日はこんな一日だった」
を残しておきたい人にも使いやすいフォーマットです。
ただし、デイリーといってもページの構成は手帳によってさまざま。
時間軸があるものもあれば、方眼や罫線だけのものもあります。
そのため、「デイリー」という名前だけでなく、実際のページを開いてみることも大切です。
1日の記録をゆっくり残したいなら、1日1ページ
デイリーの中でも、よく見かけるのが1日1ページという構成です。
その名の通り、基本的に1日に1ページを使います。
ページいっぱいにその日のことを書けるので、
「予定だけではなく、いろいろなことを残したい」
という使い方にもつながります。
たとえば、
- 日記を書く
- 写真を貼る
- チケットを残す
- 絵を描く
- その日の気づきを書く
- 読んだ本について記録する
など。
毎日のページを、少しずつ「その日の記録帳」のように育てていくこともできます。
1日1ページが向いているかは「書く量」だけでは決まりません
1日1ページというと、
「毎日たくさん書かなければいけないのかな」
と感じることもあるかもしれません。
でも、必ずしもページを埋める必要はありません。
その日の予定を数行だけ書いてもいいですし、写真を一枚貼って終わりにしてもいい。
反対に、書きたいことがたくさんある日は、ページを広く使うこともできます。
「その日のために、これくらいの余白がほしい」
という感覚から考えてみてもよさそうです。
「マンスリーかウィークリーか」だけで決めなくてもいい
ここまで見てくると、
「マンスリーとウィークリー、どちらがいいんだろう?」
と思うかもしれません。
でも、必ずしも一つだけを選ぶ必要はありません。
たとえば、
・マンスリー+ウィークリー
→月間ページで全体を眺めながら、週間ページで今週のことを整理できます。
・マンスリー+バーチカル
→月の予定と一週間の時間の流れを、それぞれ別のページで見ることができます。
・マンスリー+1日1ページ
→予定を月間で確認しながら、その日の出来事をゆっくり残すこともできます。
手帳によっては、最初から複数のフォーマットが組み合わされています。
「一冊の中で役割を分ける」という考え方も、手帳選びでは大切な選択肢です。
暮らしから考えると、こんなふうに選べます
ここまでのことを、暮らしとの相性で大まかに整理すると、こんなイメージです。
| こんなふうに使いたい | 合わせて考えたいフォーマット |
|---|---|
| 1か月の予定をまとめて見たい | マンスリー |
| 予定がある日だけ確認できればいい | |
| 予定とToDoを一緒に整理したい | ウィークリー |
| 1週間の予定を見渡したい | |
| 予定と自由なメモを分けたい | レフト式 |
| 曜日ごとに予定や記録を書きたい | ホリゾンタル |
| 時間の流れを見ながら予定を組みたい | バーチカル |
| 一日の予定や記録をまとめたい | デイリー |
| その日のことをたくさん残したい |
ただ、これは「このタイプの人は、この手帳」という決まりではありません。
同じ人でも、暮らしが変われば欲しいフォーマットが変わることがあります。
忙しい時期にはウィークリーが心地よくても、予定が少ない時期にはマンスリーだけで十分かもしれません。
反対に、予定が少ないからこそ、日記や記録を書けるデイリーが楽しいこともあります。
だからこそ、「私はどのタイプの人?」ではなく、「今の私は、手帳で何をしたい?」と考えてみるのもよさそうです。
迷ったら、「手帳で何を見たいか」を考えてみる
フォーマットを選ぶとき、最初から「マンスリー」「ウィークリー」と決めなくても大丈夫です。
まず、手帳を開いたとき、何が見えたらうれしいだろう?と考えてみます。
- 今月の予定が見えれば安心する。
- 今週やることが整理されているとうれしい。
- 一日の時間の流れが見えると、過ごし方を振り返りやすい。
- その日のことを少しずつ残しておきたい。
そうやって「見たいもの」から逆算していくと、フォーマットの名前も少しずつ意味を持ってきます。
手帳選びは、手帳そのものを選ぶことでもありますが、これからの暮らしを、どんなふうに眺めていきたいかを選ぶことでもあるのかもしれません。
フォーマットと暮らしの相性が見えてくると、手帳選びが少し楽しくなる
マンスリー、ウィークリー、デイリー、さらにレフト式、ホリゾンタル、バーチカル、1日1ページ……。
最初はたくさんの名前が並んでいて、少し複雑に見えます。
けれど、
「どのくらいの期間を見たい?」
「どのくらい書きたい?」
「予定を見たい? 記録を残したい?」
「時間の流れまで眺めたい?」
と一つずつ考えていくと、自分の暮らしとの距離が少しずつ見えてきます。
手帳には「これが正解」というものはありません。
今の暮らしを眺めながら、「このくらいの余白があると心地よさそう」と思えるものを探してみる。
そんなふうに選んだ手帳なら、使い始めてからも少しずつ自分の暮らしになじんでいくのかもしれません。
今日の手帳時間で使ったもの
この記事を書きながら、実際に使っていた手帳たちです。
手帳を選ぶときは、スペックだけではなく、実際にページを開いたときの心地よさも大切にしています。
使う時間や役割が変わると、同じ手帳でも少し違った表情が見えてきます。
自分の暮らしに合う一冊が見つかりますように。


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