手帳を探していると、「マンスリー」「ウィークリー」「バーチカル」「レフト式」「ブロック式」など、いろいろな言葉が出てきます。
なんとなく意味はわかるけれど、
「マンスリーとブロック式って同じもの?」
「ウィークリーとバーチカルはどう違うの?」
「1日1ページって、デイリーとは違うの?」
と、少し混乱することもありますよね。
手帳には、見る期間を表す言葉と、ページのレイアウトを表す言葉があります。
まずはそこを分けて考えてみると、手帳の種類がぐっと見やすくなります。
この記事では、手帳によく使われるフォーマットを、月間・週間・日間の3つに分けながら、それぞれの特徴を眺めていきます。
手帳のフォーマットは「期間」と「レイアウト」で考える

まず覚えておきたいのが、手帳のフォーマットにはいくつかの分類軸があることです。
たとえば、
- マンスリー → 1か月をまとめて見る
- ウィークリー → 1週間をまとめて見る
- デイリー → 1日単位で見る
というのは、主にどのくらいの期間を見るかを表しています。
一方で、
- ブロック式
- レフト式
- ホリゾンタル
- バーチカル
などは、ページをどのように区切っているかを表す言葉です。
つまり、「マンスリー=全てブロック式」というわけではなく、「1ヶ月の期間を見るマンスリーページを、ブロック式というレイアウトで作っている」という関係です。
この違いを知っておくと、手帳売り場で見かける言葉も少し理解しやすくなります。
マンスリー(月間)のフォーマット
マンスリーは、1か月の予定をまとめて見られるフォーマットです。
見開きの中に1か月分の日付が並んでいて、それぞれの日に予定を書き込んでいきます。
たとえば、
- 家族の予定
- 学校や園の予定
- 通院や行事
- 誕生日
- 締切
- お出かけ
など、日付と一緒に予定を確認したいものをまとめるのに向いています。
1日ごとのスペースは限られるため、たくさん書き込むというより、
「この日は何がある?」
「今月はどんな予定が入っている?」
と、月全体を眺めるためのページとして使われることが多いです。
ブロック式とは?

マンスリーでよく見られるレイアウトが「ブロック式」です。
ブロック式は、1日ごとにマスが区切られたレイアウトのことです。
カレンダーなどでよく見る馴染みのあるレイアウトのため、「マンスリーのブロック式」という組み合わせで使われることが多くあります。
ガントチャートとは?
ガントチャートは、予定や作業の期間を横棒で表して、いつからいつまで続くのかを見渡せるレイアウトです。
たとえば、
- ブログの記事を書く
- 家族の予定を立てる
- 旅行の準備をする
など、数日から数週間にわたって続く予定を書き込むと、全体の流れを眺めやすくなります。
ブロック式が「その日に何があるか」をマスごとに見るのに対して、ガントチャートは「いつからいつまで続くのか」を横もしくは縦方向に見るのが特徴です。
そのため、ガントチャートは、予定や作業をどのように見せるかというレイアウトの一つとして使うとわかりやすくなります。
同じ「予定を書くページ」でも、その日に何があるかを見るブロック式と、予定がどのくらい続くのかを見るガントチャートという具合にフォーマットで使い方の特徴に違いがあります。
ウィークリー(週間)のフォーマット
ウィークリーは、1週間の予定や記録を見るためのフォーマットです。
1週間分の予定を並べて見られるので、
「今週は何がある?」
「この日の前後に何を入れよう?」
と、数日先まで見ながら予定を組み立てられます。
1週間を見渡せるウィークリーには、いくつかの代表的なレイアウトがあります。
ここでは、ウィークリー手帳でよく見かける
- レフト式
- ホリゾンタル
- バーチカル
を見てみます。
レフト式

レフト式は、見開きの左側に1週間の予定、右側にメモや自由に使えるスペースがあるレイアウトです。
左側に曜日ごとの予定を書きながら、右側には、
- ToDo
- メモ
- 今週の予定
- 買い物リスト
- 日記
など、自由に使うことができます。
「予定を書く場所」と「自由に使える場所」が分かれているのが特徴です。
ホリゾンタル
ホリゾンタルは、曜日ごとのスペースが横長に並ぶタイプの週間レイアウトです。
曜日ごとのスペースに予定を書いたり、その日の出来事を記録したりできます。
同じ「ウィークリー」でも、レフト式のようにメモ欄が大きく設けられているものとは、使い方が少し変わります。
また、メーカーや手帳によって「ホリゾンタル」と呼ばれるレイアウトの細かな形には違いがあります。
そのため、名前だけで決めず、実際のページを開いてみるのも大切です。
バーチカル

バーチカルは、時間軸に沿って1日の流れを書き込める週間レイアウトです。
縦方向に時間が並び、曜日ごとにスペースが分かれているものが一般的です。
たとえば、
8:00 予定
10:00 予定
12:00 昼休み
14:00 予定
というように、時間の流れに沿って書き込めます。
予定だけでなく、
- 家事
- 子どもの予定
- 趣味の時間
- 自分の休憩
- その日に実際に過ごした時間
などを書いて、一日の時間の流れを眺める使い方もできます。
また、バーチカルの中には、時間を細かく区切って予定を管理するのではなく、時間軸をゆるやかに使えるタイプもあります。
「何時に何をするか」をきっちり決めるのではなく、朝・昼・夜の流れや、その日に過ごした時間をざっくり眺めるような使い方です。
私が使っているSUNNY手帳も、そんなふうに時間の流れをゆったりと眺める使い方がしやすいと感じています。
私自身もバーチカルを使っていますが、時間を細かく管理するためだけではなく、どんな一日を過ごしたのかを眺めるためのページとして使っています。
「予定を詰め込むためのページ」と思っていたバーチカルも、使い方を少し変えてみると、一日の時間の流れを眺めるページになります。
実際にどんなことを書いているのかは、こちらの記事で紹介しています。
ウィークリーは、フォーマットを知るだけでなく、実際にどんなことを書いていくかによっても使い方が変わります。
レフト式やバーチカルなど、それぞれのページをどんなふうに使えるのか、もう少し具体的に見てみたい方はこちらもどうぞ。
デイリー(日間)のフォーマット
ここまでが「月」と「週」でした。
もう少し細かく、一日単位で見ていくフォーマットもあります。
デイリーは、1日単位で予定や記録を書くフォーマットです。
1日の予定を書くだけでなく、
- ToDo
- 日記
- 食事
- 体調
- アイデア
- その日の記録
など、使い方を広げやすいのが特徴です。
ただし、「デイリー」という名前でも、実際のページ構成は手帳によって異なります。
- 1日1ページ
- 1日2ページ
- 時間軸のある1日ページ
- 方眼や罫線を自由に使う1日ページ
など、さまざまな構成があります。
その中でも一日にどれだけのページを使うかを表していると考えるとわかりやすいです。
1日1ページ
「1日1ページ」は、その名前の通り、基本的に1日に1ページを使う構成です。
ページいっぱいに、その日のことを書けるため、
「予定だけでなく、いろいろなことを残したい」
という使い方にもつながります。
日記を書いたり、写真やチケットを貼ったり、イラストを描いたり。
その日のページを、一日の記録帳のように使うこともできます。
1日2ページ
1日2ページは、1日のために見開き2ページを使う構成です。
1日1ページよりもさらに書けるスペースが広くなるため、予定だけでなく、その日の出来事や考えたこと、記録などをたっぷり残すことができます。
たとえば、
- 左ページに予定やToDo
- 右ページに日記や記録
- 写真やチケットを貼る
- アイデアや思いつきを残す
- イラストや文字を書き込む
など、左右で役割を分けて使うこともできます。
「今日は書きたいことがたくさんある」
という日にも、ページの余白を気にせず使いやすいのが特徴です。
一方で、毎日2ページを使うため、1日1ページよりも手帳全体のボリュームは大きくなります。
そのため、たくさん書きたい人にとっては余白が心地よく、そこまで書かない人にとっては少し持て余すこともあるフォーマットです。
1日1ページと1日2ページは、どちらが優れているというものではなく、
「一日にどのくらい残したいか」
によって、心地よさが変わってきます。
手帳のフォーマットを整理すると
手帳のフォーマットは、こんなふうに考えるとわかりやすくなります。
※ここでは、それぞれの言葉を「見る期間」と「ページの構造・使い方」という観点から整理しています。実際の手帳では、複数のフォーマットを組み合わせているものもあります。
| 見る期間 | フォーマット・レイアウト | 特徴 |
|---|---|---|
| 月間 | マンスリー | 1か月の予定をまとめて見る |
| ブロック式 | 1日ごとにマスで区切られている | |
| ガントチャート | 複数の予定や作業の期間を見る | |
| 週間 | ウィークリー | 1週間の予定や記録を見る |
| レフト式 | 週間予定+自由に使えるスペース | |
| ホリゾンタル | 曜日ごとの横長スペースに書く | |
| バーチカル | 時間軸に沿って1週間を見る | |
| 日間 | デイリー | 1日単位で予定や記録を書く |
| 1日1ページ | 1日に1ページを使う | |
| 1日2ページ | 1日に見開き2ページを使う |
ただし、実際の手帳ではこれらがきれいに一つずつ分かれているとは限りません。
たとえば、【マンスリー+バーチカル】のように、月間ページと週間ページを組み合わせた手帳もあります。
また、【マンスリー+レフト式ウィークリー+メモページ】のように、複数のフォーマットを一冊の中に持つ手帳もあります。
手帳の名前だけではなく、「ページを開いて」見てみる
手帳を探していると、「マンスリー」「ウィークリー」「バーチカル」という言葉だけで選びたくなることがあります。
けれど、同じ名前でも、実際のページを開いてみると少しずつ違います。
- 時間軸の始まり方
- 1日あたりのスペース
- メモ欄の広さ
- 曜日の配置
- 余白の取り方
そうした違いが、実際の使い心地につながっていきます。
だから手帳を選ぶときは、名前を覚えるだけでなく、
「このページは、どういうふうに作られているんだろう」
と眺めてみるのも楽しそうです。
フォーマットがわかると、手帳選びが少し見やすくなる
手帳のフォーマットには、たくさんの名前があります。
最初は少し複雑に見えますが、
月・週・日という「見る期間」と、ブロック・レフト・ホリゾンタル・バーチカルなどの「ページの構造」に分けて考えてみると、少し整理しやすくなります。
そして、その先にあるのが、
「では、私はどのフォーマットが使いやすいんだろう?」
という問いです。
- 予定をざっくり眺めたいのか
- 一週間の予定とToDoを一緒に管理したいのか
- 時間の流れまで見たいのか
- 一日のことをたくさん残したいのか
フォーマットを知ると、手帳を選ぶときに見るポイントも少しずつ見えてきます。
次は、ここからもう一歩進んで、暮らしとの相性を眺めてみます。
今日の手帳時間で使ったもの
この記事を書きながら、実際に使っていた手帳たちです。
手帳を選ぶときは、スペックだけではなく、実際にページを開いたときの心地よさも大切にしています。
使う時間や役割が変わると、同じ手帳でも少し違った表情が見えてきます。
自分の暮らしに合う一冊が見つかりますように。


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