バーチカル手帳を開くと、8時、9時、10時……と、縦に並んだ時間軸が目に入ります。
バーチカル手帳というと、時間軸に沿って予定を書き込んでいくものというイメージがあるかもしれません。
何時から何時まで予定があるのかを書いて、空いている時間にはToDoを入れて……。
もちろん、そういう使い方もできます。
でも、バーチカルを実際に使ってみると、必ずしも時間を細かく管理しなくてもいいのだと感じるようになりました。
私がバーチカルで見ているのは、もっと大まかな「時間の流れ」。
子どもの予定や家事など、動かせない時間。
その合間にある、自分で使える時間。
そして、何も決めていない余白。
今回は、私自身のバーチカルの使い方を紹介しながら、「時間を管理する」だけではなく、時間の流れを眺める使い方について考えてみます。
バーチカル手帳は「時間の流れ」が見える手帳
まず、バーチカルのいちばん大きな特徴は、時間を縦に並べて一週間を見渡せることです。
たとえば、
8:00 子どもを送り出す
9:00 家事
10:00 ブログ
12:00 昼食
14:00 買い物
15:00 子ども帰宅
21:00 手帳時間
というように、時間に沿って予定や出来事を書いていくことができます。
朝から夜までの時間軸を一週間分並べることで、
「この日は午前中に予定がある」
「午後はここが空いている」
「夕方からは家族の時間」
といった、一日の流れを目で見て確認できます。
予定を箇条書きにして並べるだけでも、一週間の予定は分かります。
でも、バーチカルにすると、その予定が一日のどのあたりにあるのかまで見えてくる。
私は、この「時間の位置が見える」というところがバーチカルの面白さだと思っています。
マンスリー・ウィークリー・デイリーなど、他の手帳のフォーマットについては、こちらの記事で整理しています。
また、暮らしに合わせてフォーマット選ぶ考え方として、こんな記事も書いています。
バーチカルで見えてくる「時間の使い方」
バーチカルに時間を置いていくと、自分の中で何を優先しているのかも自然と見えてきます。
バーチカルに書ける予定を、主な優先順位に分けていくつか考えてみます。
時間の決まっている予定
いちばん分かりやすいのは、
- 学校行事
- 勤務時間
- 病院
- 習い事
- お迎え
- 買い物
- 人との約束
など、時間が決まっている予定です。
「何時から何時まで」と決まっているものを時間軸に置くことで、その日の流れが見やすくなります。
暮らしに必要な時間
バーチカルの面白いところは、予定表にはわざわざ書かないようなことも、時間の流れとして残せること。
たとえば、
- 朝の家事
- 掃除
- 買い物
- 子どもの帰宅
- 夕食
- お風呂
- 寝かしつけ
などの「予定」というより、毎日の暮らしの時間ですね。
こうして書いてみると、「この時間って、一日のこのあたりにあるんだな」と見えてくることもあります。
自分のための時間
趣味の時間や、いつかやってみたいと思っていたことに取り組む時間。
本を読む時間や、ひと息つく時間。
こういうものは、つい「時間が余ったらやろう」となりがちです。
でも、バーチカルに書いてみると、自分のために使う時間も、一日の中にちゃんと存在していることが見えてきます。
ここに、「自分との約束」のように、自分のための時間を置いてみる。
そうすると、忙しい日々の中にも、自分が楽しみにしている時間が少しずつ見えてきます。
「時間を管理する」より「時間の流れを眺める」
バーチカルというと、「時間を細かく管理する手帳」という印象を持つこともあります。
もちろん、時間単位で予定を組むためにも使えます。
でも、私はもう少しゆるく、自分の一日が、どんなふうに流れているのかを見るページとして考えてもいいのではないかと思います。
動かせない時間を確認する。
その合間にある時間を見つける。
今週の予定だけではなく、少し先の週末まで眺める。
そして、その中で自分が何をしたいのかを考える。
そうしていると、バーチカルは「時間を管理するページ」というより、暮らしの流れを見るページになっていきます。
バーチカルを「記録」に使ってみる
バーチカルは、未来の予定だけでなく、終わった時間を記録する使い方もできます。
たとえば、
10:00〜11:30 ブログ
13:00〜14:00 買い物
20:30〜21:15 刺繍
というように、実際に過ごした時間を書いてみる。
すると、あとから見返したときに、
「思っていたよりブログに時間を使っていた」
「この日は家事が多かったな」
「最近、夜に刺繍する時間が増えている」
など、自分の時間の使い方に気づくことがあります。
これは、時間を反省するためというより、自分の暮らしを眺めてみるための記録。
そんな使い方も、バーチカルには似合います。
何も書かない時間も、残しておく
バーチカルを使うときに、もうひとつ大切にしたいのが「空白」です。
- 予定がない時間
- まだ何をするか決めていない時間
- そのときの気分で使いたい時間
そういう時間まで、すべて予定で埋めなくてもいいと思います。
むしろ、バーチカルに空白があることで、「ここはまだ自由に使える」ということが目で見て分かります。
手帳の空白は、何もしていない証拠ではなく、これから使い方を選べる時間。
そんなふうに考えると、空白も少し心地よく見えてきます。
「予定を詰め込まない」私のバーチカルの使い方
ここまで、バーチカルに書けるものや、時間軸を使ったさまざまな見方について紹介してきました。
では、実際に私はどんなふうにバーチカルを使っているのか。
私の場合は、時間軸に予定をびっしり書き込むというより、一日の中にある「時間の塊」を眺めるために使っています。
家族の予定や暮らしに必要な時間を先に置いて、その合間に自分で使える時間を見つける。
土日は家族に合わせて動き、平日は一週間全体を見ながら、できることを少しずつ振り分ける。
そんな私のバーチカルの使い方をご紹介しますです
暮らしに合わせた自作のバーチカル

私は、自作したバーチカルのリフィルをロルバーンに貼って使っています。
土曜日から翌週の日曜日までの9日間で、0時から24時までの時間軸があります。
一見すると、かなり細かく予定を書き込めそうなフォーマットです。
でも、実際の使い方は意外とざっくりしています。
子どもたちの送迎や学校行事、病院など、時間が決まっていて動かせない予定を入れる。
起床・就寝予定時間や、朝の身支度や夕飯、お風呂、寝かしつけなど、毎日の暮らしの中で外せない時間も、色ペンで帯のように囲みます。
その合間に、自分の都合で動かせる時間が見えてきたら、ブログや刺繍、紅茶を飲む時間などを入れていきます。
バーチカルで見ているのは「時間の塊」

私は、すべての予定を細かく書いているわけではありません。
私がバーチカルを見るとき、細かな時刻そのものよりも、
「この時間は何の時間なのか」
ということを眺めています。
たとえば、
- 子どもたちの学校や送迎の時間
- 朝の身支度や家事の時間
- 買い物などの用事
- 夕飯やお風呂、寝かしつけ
- ブログや刺繍など、自分のことに使えそうな時間
などです。
一つひとつを細かく管理するのではなく、色ペンで帯状に囲んだり、デコラッシュで印をつけたりしながら、時間の塊を把握しています。
そうすると、
「今日は午後に少し余白があるな」
「この日は学校の予定が重なっているから、あまり詰め込まないほうがよさそう」
「ここなら刺繍ができそう」
と、一日の全体像が見えてきます。
時間を管理するためというより、時間の使い道を考えるためのページが、私にとってのバーチカルなのかもしれません。
まずは「動かせない時間」を置いてみる

私の場合、予定を考えるときには、まず子どもたちや家族に関わる時間から見ていきます。
たとえば、
- 子どもたちの送迎
- 学校行事
- 病院
- 家族の予定
など。
その次に、
- 朝の身支度
- 夕飯
- お風呂
- 寝かしつけ
- 買い物
など、日々の暮らしを回すために必要な時間を考えます。
こうして「動かせない時間」を先に眺めてみると、その合間に自分で使える時間が見えてきます。
自分で動かせる時間に、「やりたいこと」を入れる

いつかやってみたいことに取り組む時間は、仕事や学校みたいに決まっている予定ではありません。
だからこそ、つい後回しになりやすいものでもあります。
でも、バーチカルで一週間を眺めていると、
「この日は午前中に少し時間が取れそう」
「この日は夕方まで予定が続くから、これ以上詰めるとしんどくなるな」
と考えやすくなります。
趣味も同じです。
「趣味の時間」という予定を毎日きっちり決めるのではなく、できそうな時間の塊を見つける。
そして、そこに少しずつ置いていく。
そんな使い方をしています。
休む時間も、何かを達成するための時間ではありませんが、「ここで少しひと息つこう」と思える時間が見えていると、一日の過ごし方が少し変わります。
私はここに、
- ブログ
- 刺繍
- 紅茶を飲む
- 読書
- その他、自分のためにしたいこと
を置いています。
「自分の時間を確保しなくては」と最初から予定を詰めるのではなく、暮らしの中に残っている時間を見つけていくような感覚です。
土日は、時間ではなく「やること」で動く

私の場合、平日と土日では、バーチカルの使い方も少し違います。
土日は家族に合わせて動くことが多いので、時間単位で予定を組むことはあまりありません。
予定が決まっていれば、その時間だけ記入します。
でも、何も決まっていない土日は、時間軸が空白のままになっていることも多いです。
その代わり、
- 最低限やっておきたいこと
- できれば土日のうちにやっておくと、平日が楽になること
を別の紙にリストにしておきます。
「土曜日の10時にこれをする」と決めるのではなく、家族の動きに合わせながら、できるところで消化する。
そんな週末です。
だから、私にとってバーチカルは、毎日の時間をきっちり決めるためのものではありません。
家族と過ごす時間が中心になる日には、その流れに合わせて使い方を変えています。
1週間を通して予定を完了させる

土日にできなかったことがあっても、そのまま「できなかった」で終わりにはせず、平日のどこかでできればいいと考えています。
反対に、平日が忙しい生活形態の時期は、土日でできるように予定を調節します。
私の場合は、土日に消化できなかったことを、翌週の金曜日までに少しずつ消化していくようにしています。
そのため、バーチカルを見るときも、「今日やらなければ」だけではなく、「今週のどこに入れられそうかな」と考えます。
一日単位で考えると窮屈に感じることも、一週間単位で眺めると、少し余裕が出てくる。
これも、バーチカルを使っていて感じることのひとつです。
少し先の予定も見渡しておく

私のバーチカルは、土曜日から始まり、翌週の日曜日まで続いています。
一週間分だけではなく、次の週末まで見えるようにしているのには理由があります。
翌週の土日に予定が入っていることもあるからです。
少し先の予定まで見えていれば、
「これは今週のうちにやっておこう」
「来週は週末に予定があるから、平日に少し進めておこう」
と考えることができます。
先の予定を細かく管理したいわけではありません。
ただ、少し先まで見渡しておくことで、今週の過ごし方を決めやすくする。
私にとっては、そのための一週間です。
バーチカルに何を書くかは、自分の暮らしに合わせていい
バーチカルに書くものに、決まった答えがあるわけではありません。
時間の決まった予定だけを書く人もいれば、ToDoや家事まで細かく書く人もいる。
一日の記録として使う人もいるでしょう。
私のように、細かな予定を書かず、色やマークで時間の塊だけを捉える使い方もできます。
大切なのは、「バーチカルだから、こう使わなければ」ではなく、「自分は一日の時間を、どんなふうに見たいんだろう?」と考えてみることなのかもしれません。
細かく管理したいなら、時間を細かく区切って使う。
大まかな流れを見たいなら、時間の塊として使う。
予定ではなく、余白を見つけたいなら、空白も残しておく。
自分にとって心地よい見え方を探していけばいいと思います。
バーチカル手帳を開いて、一日の時間を眺めてみる
バーチカルに予定を書き込むと、一日の中にいろいろな時間があることが見えてきます。
家族のための時間。
暮らしを回すための時間。
仕事やブログの時間。
刺繍を楽しむ時間。
紅茶を飲んでひと息つく時間。
そして、何も決めていない時間。
その全部が重なって、一週間の暮らしになっていく。
だから私は、バーチカルを開いたとき、
「この時間に何を入れよう?」
だけではなく、
「今週は、どんなふうに時間が流れていくんだろう」
と眺めるようになりました。
手帳は、予定を管理するためだけのものではなく、自分の暮らしを見つめるためのものでもある。
そんなことを考えつつ、今日もバーチカルを使いながら、日々の暮らしを眺めていきます。
今日の手帳時間で使ったもの
この記事を書きながら、実際に使っていた文房具たちです。
使いやすさと心地よさの両方を大切にしています。
手帳時間が楽しくなるお気に入りの文房具が見つかりますように。


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