こちらの記事では、全面刺しクロスステッチ「HAED」の実際の製作過程の模様をまとめて紹介します。

「Sunset In Venice」の完成までの記録を全てお見せします
まるで絵画のような美しい作品が出来上がる、目にも楽しい「HAED」。
徐々に作品が出来上がっていく達成感を感じられ、ひたすら無心になれるのでインドア派のストレス解消にもおすすめです
クロスステッチ全面刺し【HAED】
- 「Sunset In Venice」の製作作業記録



「HAED」って何?という方はこちらの記事から先にご覧ください


図案「Sunset In Venice」



現在製作中のHAEDのキットはこちら!
Sunset In Venice
イタリアのヴェネツィアの美しい夕焼けを切り取ったような図案です。
以前旅行で訪れたこともあり、一目惚れして購入しました。
2022年製作作業記録
6月


ヴェネツィアの風物詩、ゴンドラの船頭さんの足とゴンドラが完成しました。


7月





右端の列が1番下まで完成しました!


7月の作業エリアは、水面に移る建物やゴンドラの複雑な色使いがとても美しいエリアでした。
「HAED」は1目が細かい分、刺しているその時の感動はそこまで大きくはありません。
刺し進めていくことでじわじわと見えてくる全体の美しさは、「HAED」の楽しさの1つです。
8月





窓枠1段分刺し進めることができました!


8月は建物の部分を刺していたので、進行方向に向かって垂直に絵柄が伸びていきました。
9月





建物の1番下まで刺し進めることができました!


8月最終日時点ではまだ良く分からなかった建物の柱部分が、9月最終日ではしっかりと浮かび上がってきました。
刺し進めていくうちに絵柄がはっきりしていくのもHAEDの魅力です。
10月





10月は2つのエリアを刺し進めました!


予定ではゴンドラエリアを刺し進める予定でしたが、図案を印刷するコピー機が使えなくなり…
急遽以前コピーして途中になっていた建物の左半分を刺し進めることにしました。
また、HAEDを始めた当初から使用していた木枠もヒビが入って壊れてしまったのでこちらも買い替えることにしました。
\おすすめポイント/
- 手になじみやすいサイズ
- なめらかな手触り
- ネジの部分が長いので大きく緩めてしっかり締められる
- お手頃価格(Amazonで2個セットで1000円)
11月





ゴンドラが1艘完成しました!


10月の終わりに予定していた通り、11月のうちに右下のゴンドラを完成させることができました。


刺している時には影の部分が多く中々絵柄が浮き上がっている実感が湧きませんでしたが、右半分と繋がった時に「やっと絵柄が見えた!」と感動もひとしおでした。
12月





1番下まで完成しました!


12月当初に掲げていた目標通り、1番下まで刺し進めることができました。


水面に映る繊細な光の明暗が様々な暖色系の色で表現されています。
2023年製作作業記録
1月





窓が1段完成しました!


12月当初に掲げていた目標通り、1番下まで刺し進めることができました。


下側に点在している明るい黄色の塊はおそらくこれから出てくる予定の橋の灯台。
図案では緻密な装飾の橋が架けられていますが、HAEDだとどのように表現されるのでしょうか。
2月


2023年2月の製作成果
日数:18日
時間:19時間55分
(1日平均:約1時間7分)



橋…?


ヴェネツィアの象徴でもある街中を架ける橋が浮き上がってくるとわくわくしながら刺していきましたが、2月中に刺し終わった分だけでは「おそらく橋らしき物」が出てきて終わってしまいました。


まだ一部だけしかさせていないので、完成すればもっとそれらしくなってくるのでしょうか。
隣の列に移るにはまだまだかかりそうなので、橋の全貌が見えてくるのはもうしばらくおあずけです。
3月





2棟目が完成しました!


3月前半はサクサク進んでいたものの、後半に入ると自分の時間と体力がなかなか確保できず停滞…。
それでもHAEDは私にとって気持ちを落ち着かせる効果もあるので少しずつ時間を作るようにしていました。


先月は橋の部分がいまいちはっきりしないとモヤモヤしていましたが、ここまで刺し進めたことで橋もそられしく見えるようになってきました。
4月





水面エリアに入ってきました!


橋の土台を刺し終えて、いよいよ水面エリアに本格的に突入しました。
刺繍枠を外すと、繊細な水面の揺らぎ具合が細かく表現されているのが良く分かります。


新生活に慣れるために体力気力を費やしたのであまりHAEDの時間は確保できなかったと思っていましたが、想定よりは進んでいた模様。
時間の使い方を見直したいと思っている今日この頃なので、また手帳タイムで自分と相談です。
5月




水面エリアをこつこつと刺し進めていました。
水面に映る建物を表現しているエリアなので、水面を刺しているいるはずなのに青系の糸はほとんど使用せず、だけど出来上がっていく図面はきちんと水面に見えるという不思議な現象。


改めて色の持つ魅力と不思議さをHAEDを通して感じています。
6月




2023年の頭から始めたこちらの縦ブロック、ようやくいちばん下まで刺し終えました。
これで図面全体の右側半分が完成しました。
左側の上3分の2ほども刺していあるとは言えここまでで約3年、あとどれくらいで完成するのでしょうか…


最後にほんの少しだけ出てきた青系の色の存在で、水のゆらめく雰囲気がグッと増した気がします。
7月




7月は左側の列に移り、再び建物を刺していくことにしました。
7月前半はいつも通りのペースでさし進めていましたが、後半になり失速…。
1ヶ月がほぼ夏休みの8月はちょっとでも刺せたらラッキーだなという感じになりそうです。


黄色・オレンジ系の糸ばかりですが、所々に赤や薄茶が入ることで、年数の経った外壁特有の汚れや劣化までしっかり表現されています。
8月




8月はほんの少しだけ隣の建物を刺し進めることができました。
夏休みはエネルギーを育児・家事にほぼ全振りしているので余暇の時間に当てる時間も体力もなく、予想通りあまり進みませんでした(ブログも…)。
納得の上での進捗ですが、こうやって比べてみると本当にちょびっとだけしか刺せていなくて本音は残念。


HAEDの時間そのものは楽しいけれど、そろそろ完成させたい欲も強くなってきたので、9月は取り組み時間を増やしていきたいです。
製作期間4年目、魅力にはまり継続中
こちらの記事では、全面刺しクロスステッチ【HAED】「Sunset In Venice」の実際の製作過程の模様をまとめて紹介しました。
2020年5月から、休止期間を挟みながらも少しずつ刺し進めています。
私の場合はかなりのんびりペースで、半年〜2年くらいで完成させる人が多いみたいです。
それでも少しずつ出来上がっていく作品の美しさに飽きることは全くなく、思い入れが強い分、完成した時の感動・達成感はかなり大きいのではと楽しみです。



こちらの記録は随時更新していきます!


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