新しい手帳を探そうと思う時、少しワクワクする気持ちと共に、「ちゃんと選ばなきゃ」と思った瞬間、少しだけ気が重くなってしまうことがありませんか。
どれが正解なのか分からないし…
去年は続かなかったし…
そんな手帳につまずいた瞬間が頭によぎって「自分に合う手帳」も、急にわからなくなることがあります。
そんな状態で無理に決めようとすると、手帳が「暮らしを助けるもの」ではなく「ちゃんと使えなかった自分」を思い出させる存在になってしまうこともあります。
そんなときに役立つのが、手帳を選ぶ前のノート時間=手帳会議です。
今の暮らしや体調、気持ちの波を少し眺めながら、「手帳があったら、どんな場面で助けてもらえそうか」をゆっくり考えるためのノート時間です。
ここで何かを決めきれなくても大丈夫。
年に一度きりで終わらせなくても大丈夫。
手帳は、暮らしに合わせて変えていい“支える道具”のひとつ。
この記事では、手帳との暮らしを考える時間を通して、今の暮らしに合う形を探すための手帳会議のやり方をまとめています。
ちょっとだけ手帳について考えてみたいとき、暮らしを少し整えたいときのヒントとして、この「手帳会議」を使ってもらえたら嬉しいです。
手帳会議とは
手帳会議とは、これまでの手帳の使い方や、今の暮らしを少し振り返りながら、
「これから手帳とどう付き合っていきたいか」を考えるノート時間のことです。
この時間で、何かを決めきれなくても大丈夫です。
どんな手帳を使うかを決めきることが目的ではなく、今の自分にとって無理のない形を、ゆっくり探していくための時間です。
こんな人に向けた時間です
ここでの手帳会議は、こんな人に向けた時間です
- 手帳を使いたい気持ちはあるのに、しっくりくる形がなかなか見つからない
- 何度も手帳を変えてきたけれど、また使ってみたいと思っている
- 今の暮らしに合う使い方を、ゆっくり考えてみたい
- 「ちゃんと使えない自分」を責めたくなくなってきた
手帳会議は、迷いをなくすための時間ではなく、迷いながらでも手帳と一緒に暮らしていくための時間です。
手帳会議で「やること」
手帳会議でやることは、正解を探すことではなく、今の自分の声を少し聞いてみることです。
- これまでの手帳で、助けられた場面を思い出してみる
- うまくいかなかった理由を、責めずに眺めてみる
- 今の暮らしや体調、気持ちの流れをざっくり言葉にしてみる
- 「こんなときに手帳があったら助かりそう」を想像してみる
どれも、書ききれなくて大丈夫。
思いついたところだけ拾うくらいで、十分です。
手帳会議で「やらないこと」
手帳会議は、何かを決めきるための時間ではありません。
- どの手帳を使うかを、この場で決めなくていい
- 理想の使い方を完成させなくていい
- 去年続かなかった理由を、反省しなくていい
- 「ちゃんと使える自分」になる必要はない
決まらないまま終わっても、「今日はここまで」とノートを閉じて大丈夫な時間です。
ここまでで、少しだけ「今の自分」の輪郭が見えてきたら、次はそれをノートに落とす具体的なやり方を見ていきます。
手帳会議のやり方
手帳会議は、手帳を「ちゃんと決める」ための時間ではありません。
今の暮らしや気持ちを少し眺めながら、手帳とどう付き合っていきたいかを考える、ゆるやかなノート時間です。
できるところだけ、気になるところだけで大丈夫です。
手帳会議でやること・やらないこと
手帳会議でやること
- これまでの手帳との付き合い方を、責めずに眺めること
- 今の暮らしや体調の流れに目を向けること
- 「これならできそう」という感覚を探すこと
手帳会議でやらないこと
- 使う手帳をここで決めきること
- 理想の使い方を作り込むこと
- 書けなかった自分を反省すること
ここまで読んで「今日はここまででいいかも」と思ったら、それも手帳会議の立派な終わり方です。
Step1|これまでの手帳を、やさしく振り返る
まずは、これまでの手帳との付き合い方を、
「うまくいかなかった理由探し」ではなく、
事実をそのまま眺める感覚で振り返ります。
- 最近、手帳に助けられたのはどんな場面でしたか?
- 書けなかった日は、どんな理由が多かったですか?
すべて答えなくても大丈夫です。
思い浮かぶものがひとつあれば、それで十分です。
Step2|今の暮らしのリズムを眺める
次に、今の暮らしそのものに目を向けてみます。
- 今の毎日は、少し余裕がありますか?それともいっぱいいっぱいですか?
- 手帳があったら助かりそうなのは、どんなときでしょうか?
ここでは、正確さよりも感覚を大切にします。
「なんとなくこんな感じ」でOKです。
今の暮らしのリズムを眺めてみて、「そもそも書く時間が取れないかも」と感じた方へ。
忙しい日や体調が優れないときの手帳との付き合い方を、こちらにまとめています。
▶︎ 忙しい日・体調がしんどい日の手帳の使い方(準備中)
Step3|これからの手帳との距離感を考える
最後に、これからの手帳との関係を、期待が重くなりすぎない範囲で考えてみます。
- これからの手帳に、どんな役割を期待したいですか?
- 「これだけできたら十分」と思えることは何でしょうか?
答えが出なくても問題ありません。
「まだ分からない」と書くことも、立派な答えです。
3つすべてをやらなくても大丈夫です。
ひとつだけでも、「あ、これかも」と感じるものがあれば、それが今のあなたにとっての手帳会議です。
「どの手帳が正解か」ではなく、今の自分が、どんな距離感で手帳といたいか。
また手帳を選びたくなったとき、迷ったときに、そっと開きたくなるような手帳会議の時間になれたら嬉しいです。
迷いながらでも、手帳と一緒に
手帳会議は、「正解を決める時間」でも「完璧な答えを出す時間」でもありません。
今の自分が、何に疲れていて、何を大切にしたくて、手帳とどんな距離でいたいのか。
それを、少しだけ言葉にしてみる時間です。
はっきり決まらなくても大丈夫です。
迷っていること、揺れていること、そのままでも構いません。
手帳が続かなかった理由が、やる気や根性の問題じゃない気がしている方へ。
気分や心の状態と手帳の関係について、こちらの記事で少し丁寧に整理しています。
▶︎ 手帳が続かなくても、あなたは悪くない― 手帳との関係を、やさしく整えるために
手帳は、人生を管理するためのものではなく、迷いながら生きている自分のそばに置いておく道具。
書けたことが少なくても、問いに答えられなくても、迷いがまだ残っていたとしても、「今はこれくらいがちょうどいい」と感じられたなら、それも、今のあなたにとっての手帳会議です。
もし、「今の自分に合う手帳を、もう一度考えてみたいな」と思えたタイミングが来たら。
手帳を“正解探し”ではなく、暮らしに合わせて選び直す視点について、こちらの記事で整理しています。
▶︎ 今の暮らしに合わせて、手帳を選びなおす(準備中)
手帳会議は、何かを決めきるための時間ではありません。
迷っていることに気づけた、少し立ち止まれた、それだけで、もう十分です。
これから先、手帳を選び直したくなったときや、書けなくなって立ち止まったとき、戻りたくなるような「手帳会議」になりますように。
これから「自分に合う手帳」を考えたい方へ
「どんな手帳がいいか」を考える前に、今の自分を知るためのノート時間。
手帳会議のやり方を、こちらの記事にまとめました。
▶︎ 手帳を選ぶときの手帳会議ノートの作り方(準備中)
今日は、ここまでで大丈夫。
このまま閉じても、気になったところだけ後で読み返しても。
手帳との距離を考えたくなったときに、また戻ってきてもらえたら嬉しいです。


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