多くの人にエネルギーを与えてくれたりリラックス効果をもたらしてくれる「音楽」。
近年では音楽系サブスクの台頭で、より手軽に音楽に触れられるようになりました。
中でも「繊細さん」と呼ばれるHSPは音楽の持つ様々な影響を受けやすいと言われています。
こちらの記事では「HSPと音楽の相性と楽しみ方」について紹介します。
HSPと音楽の相性と楽しみ方
- HSPが音楽で得られる効果
- HSPにおすすめの音楽との付き合い方
- HSPにおすすめの音楽
HSPにおすすめの趣味はこちらをご覧ください
HSPとは?
HSPとは?
HSP=Highly Sensitive Person
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生まれつき感受性が強く
繊細で敏感な気質を持った人
「繊細さん」と呼ばれることが多いHSP気質。
病気ではなく生まれ持った気質のことで、最近では5人に1人がこのHSP気質に該当すると言われています。
HSPが音楽で得られる3つの効果
HSPが音楽で得られる3つの効果
- ポジティブな聴覚の刺激を受けやすい
- 音楽がもたらす感動・喜びを得られる
- 演奏することで心や頭に余裕が生まれる
ポジティブな聴覚の刺激を受けやすい
HSPの人はあらゆる刺激に敏感です。
これは聴覚にも当てはまり、大きな音に疲れてしまったり、小さな物音に気づき過ぎてしまったりします。
HSPの人は感性の鋭さゆえにネガティブな影響の方に注目されがちですが、裏を返せばポジティブな影響も受けやすいのです。
音を味方にすることで世界の見え方が180°変わる可能性も秘めています。
音楽がもたらす感動・喜びを得られる
HSPは感じる力が強いため、感受性が豊かな人が多いです。
「音楽を聴いて感動した」という体験をしたHSPの人は少なくないのではないでしょうか。
音楽は知覚や思考をつかさどる大脳皮質や、情動や記憶をつかさどる大脳辺縁系など、脳の多くの領域に作用すると言われているので、脳の神経システムが反応しやすいHSPが感動しやすいのは納得の理由ですね。
同じ世界を生きていて困難にぶつかりやすいのもHSPですが、より感動や喜びを得られるのもHSPの特徴です。
心が動く瞬間が増えることで、人生はより色鮮やかに華やいでいきます。
演奏することで心や頭に余裕が生まれる
HSPの人と音楽の関わり方は聴くだけでなく、演奏とも相性抜群です。
誰かに披露する必要はなく、自分1人で楽しむだけでも癒し・リフレッシュ効果を感じることができます。
HSPの人はその繊細さを演奏に活かすことで、音楽の絶妙な「揺れ」や「間」を自然にキャッチして豊かな表現に繋がります。
音楽の演奏などのアウトプットとHSPの相性も良いです。
HSPは日々のインプットが多い分、こまめにアウトプットすることで心や頭に余裕が生まれます。
思えば学生時代もなかなか刺激的な毎日でしたが、部活でほぼ毎日楽器に触っていたからか、ストレスで潰れることなく過ごせた気がします。
音楽に限らずアウトプットの習慣は、HSPにとてもおすすめです。
HSPにおすすめの音楽との付き合い方
HSPにおすすめの音楽との付き合い方
- 気分に合わせた音楽リストを作る
- 気軽に音楽に触れられる環境を作る
- 楽器演奏を趣味に取り入れてみる
気分やシーンに合わせた音楽リストを作る
音楽と言っても、曲によって系統は様々。
気分やシーンに合わせた音楽リストをを作っておくと音楽の持つ世界観に没入しやすくなります。
- リラックスしたい時に聴く音楽
- 気分を上げたい時に聴く音楽
- 集中して作業をする時に聴く音楽
最近では、Spotify、Apple Music、LINE MUSICなど様々な音楽系サブスクサービスもありますが、Amazonプライム会員やAmazon端末を使っている方は「AmazonMusicUnlimited(アマゾンミュージックアンリミテッド)」がおすすめです。
AmazonMusicUnlimitedの無料体験をはじめる音楽を楽しむアイテムにこだわる
音楽を生活に取り入れるなら、アイテムにこだわるのもおすすめです。
最初の1歩としておすすめしたいのがノイズキャンセリングイヤホン。
その名前の通り「ノイズ(周囲の雑音)」を「キャンセリング(打ち消して低減)」させる機能がついたイヤホンで、周囲の音が気になる場所で音楽や音声を聞きたいときや、仕事や勉強に集中したいときなどに便利です。
日常生活の中にありふれた「音」が刺激になるHSPは、音楽を聴く時だけでなく、音の刺激を緩和させたい時にも活躍してくれます。
iPhoneユーザーにおすすめなのはやっぱりAirPodsPro。
装着感が軽く、耳が痛くなりにくいイヤホンです。
AndroidユーザーにはSONYのWF-1000XM4がおすすめです。
ハイレゾ音源にも対応しているので、高音質の音楽を楽しむことができます。
ノイズキャンセリングイヤホンは比較的価格帯の高いアイテムになりますが、1つでも持っていると日々の快適レベルが格段に上がりるので、是非検討してみてください。
楽器演奏を趣味に取り入れてみる
新しい趣味として楽器演奏を始めるのもオススメです。
バイオリン・サックスなど好きな楽器に取り組むのが一番ですが、中でもおすすめの楽器はピアノ。
ピアノは音楽系習い事の代表と言われるほど、老若男女幅広く取り組みやすい楽器。
これまでの音楽歴を問わず、続けると意外と数ヶ月で自分1人でなら充分楽しめるレベルになれる楽器です。
こちらでイチオシの電子ピアノは「カシオ(CASIO)電子ピアノ Privia PX-S1100」です。
- アップライトピアノと同じ88鍵盤搭載
- デジタルピアノとしては世界最小
- ピアノのような繊細なタッチを実現
- グランドピアノ特有の響きを表現
- 電子ピアノならではの機能が満載
アップライトピアノは間取り的に置けないけれど、電子ピアノでは満足できない。
ブランクはあるが子どもの頃にピアノをある程度しっかり習っていて、大人になってからもう一度弾きたくなった
そんな人におすすめの電子ピアノです。
私が実際に使っているピアノもこちらです!
しっかりと楽器演奏のスキルを身につけたい時は、継続的に講師に付いて習うのが1番です。
大人になってからの音楽教室は
- 出席のしやすさ
- 予定変更のしやすさ
- 目指すレベルと講師とのマッチ度
が、続けやすさのポイントとなってきます。
オンライン音楽教室「リモオト」を始め、様々な音楽教室があるので、自分に合った教室が見つかると上達が早くなりますよ。
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HSPにおすすめの音楽
HSPの人が好みやすい音楽には、いくつかの共通点があると言われています。
好みにも寄りますがおすすめは「落ち着いた曲調×歌詞の無いor主張の控えめな曲」。
- クラシック
- ジャズピアノ
- ヒーリングミュージック
- インストゥルメンタル
- ストリングス
- オルガン音楽
- オルゴール
落ち着いたカフェやホテルのラウンジのBGM、”作業用長時間BGM”と呼ばれる系統の音楽がHSPに癒しの効果をもたらしやすいと言われています。
反対に勢いのあるアップテンポな曲の持つエネルギッシュなパワーに押されて自分のテンションを半ば強制的に上げる使い方もHSPには効果てきめんです。
HSPは日常に音楽を取り入れてみよう!
こちらの記事では「HSPと音楽の相性と楽しみ方」について紹介しました。
HSPが音楽で得られる3つの効果
- ポジティブな聴覚の刺激を受けやすい
- 音楽がもたらす感動・喜びを得られる
- 演奏することで心や頭に余裕が生まれる
HSPにおすすめの音楽との付き合い方
- 気分に合わせた音楽リストを作る
- 気軽に音楽に触れられる環境を作る
- 楽器演奏を趣味に取り入れてみる
音楽は日々の隙間に「ながら」で触れることができる比較的取り入れやすい習慣です。
この機会に少しだけ音楽に触れる時間をとってみてはいかがでしょうか?
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