お気に入りの紅茶やコーヒーを淹れてほっと一息つける時間は忙しい日々の癒しになります。
ですが、中にはその癒しの飲み物に含まれるカフェインを苦手とする人も。
刺激に敏感とされるHSPには、カフェインを苦手と感じる人が一定数いるとされています。
私もコンディションが悪かったり、付き合い方を間違えるとカフェインのマイナスの影響を受けやすくなります
こちらの記事では、カフェインが苦手なHSPでもティータイムを楽しく過ごせる「HSPとカフェインの上手な付き合い方」を紹介します。
【HSPとカフェインの上手な付き合い方】
- HSPはなぜカフェインが苦手か
- カフェインのメリット・デメリット
- 飲み物ごとのカフェイン量
- HSPのカフェイン対策
- おすすめのノンカフェイン・デカフェ商品
HSPとは?
HSPとは?
HSP=Highly Sensitive Person
⇩
生まれつき感受性が強く
繊細で敏感な気質を持った人
そもそも「HSP」とは何なのでしょうか?
HSPとはHighly Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン)の略称で、生まれつき感受性が強く繊細で敏感な気質を持った人のことを表します。
病気ではなく生まれ持った気質のことで、最近では5人に1人がこのHSP気質に該当すると言われています。
最近では「繊細さん」と呼ばれることで世間に知られるようになってきました
HSPはなぜカフェインが苦手な人が多いのか?
カフェインには、コルチゾールというストレス対抗ホルモンの分泌を増加させる働きがあり、HSPの人はもともとコルチゾールの分泌が多めと言われています。
そのため、カフェインを摂ると過剰な刺激となります。
HSPに限らず、健康的な成人でもカフェインが身体に合わない人はいます。
「カフェインが身体に合わない」とはカフェインを含むものを摂取すると
- 吐き気
- 胃痛やむかつき
- 動悸、息切れ
などの体に異変をきたしてしまうタイプのこと。
普段は平気でもコンディションが崩れると影響を真正面から受けてしまう場合もあります。
それでもティータイムは欠かせないので工夫しながら上手に付き合っています
カフェインの効果と主な飲み物ごとのカフェイン量
カフェインのメリット・デメリット
- 覚醒効果
- 疲労感の抑制
- 血管拡張
- 収縮作用
- 利尿作用
- 交感神経刺激(基礎代謝促進)
- 胃酸分泌促進作用
- 集中力の低下
- 疲労感
- 胃粘膜障害
カフェインは適切な摂取量を心がければ体に良い影響をもたらしてくれます。
欧州食品安全機構(EFSA)というヨーロッパの公的機関による研究では、健康的な成人の1日のカフェイン最大摂取量は400mg以下、一度の摂取量を200mg以下にするべきと定められています。
主な飲み物ごとのカフェイン量
食品名 カフェイン濃度 | 1日の最大許容量 1回の最大許容量 |
---|---|
コーヒー 60mg/100ml | レギュラーカップ4-5杯 レギュラーカップ2杯 |
インスタントコーヒー 57mg/100ml | レギュラーカップ4-5杯 レギュラーカップ2杯 |
紅茶 30mg/100ml | ティーカップ8杯 ティーカップ4杯 |
玉露 160ng/100ml | ごく小ぶりの茶碗10杯 ごく小ぶりの茶碗5杯 |
煎茶 20mg/100ml | 2L 1L |
ほうじ茶 20mg/100ml | 2L 1L |
玄米茶 10mg/100ml | 4L 2L |
烏龍茶 20mg/100ml | 2L 1L |
エナジードリンク 32-300mg/100ml | 商品による 商品による |
HSPのカフェイン対策
HSPのカフェイン対策
- ノンカフェイン・デカフェの飲み物を選ぶ
- 時間帯を工夫する
- 毎日摂取しない
- 飲み方を工夫する
ノンカフェイン・デカフェの飲み物を選ぶ
カフェインを控えたい時は、ノンカフェインやデカフェの飲みものを選ぶのがおすすめです。
ノンカフェイン
⇨原料にカフェインが含まれていない飲み物
- 麦茶
- ハーブティー
- ルイボスティー
デカフェ(カフェインレス・カフェインレスフリー)
⇨カフェインを含むものからカフェインを取り除いた飲み物
- コーヒー
- 紅茶
ノンカフェインにはカフェインが一切含まれませんが、デカフェ・カフェインレス・カフェインフリーの飲み物には微量のカフェインが含まれます。
特におすすめしたいのがルイボスティー。
風味が紅茶に非常に似ているので、カフェインを避けたい時には紅茶の代わりに愛用されることの多い飲み物です。
時間帯を工夫する
カフェインを摂るのにおすすめの時間帯は、
- 10時〜11時
- 14時〜15時
の2つの時間帯です。
この2つの時間帯が1日の中で人間が最も眠くなりやすいタイミングだからです。
健康的な成人の摂取したカフェインが体外に排出されるまでの時間は、
3時間 | 血液中から摂取したカフェインの50%が抜ける |
5~7時間 | 体内から摂取したカフェインの50%が抜ける |
10~20時間 | 体内から摂取したカフェインの90%が抜ける |
と、されています。
つまり、午前中から午後にかけてコーヒーなどでカフェインを摂取した後、睡眠直前まで身体にカフェインが残る場合があるので、人によっては影響があるということです。
カフェインの影響を受けやすいHSPのベストなカフェインタイムは午前10時〜11時、遅くとも15時以降はカフェインを控えるのが良さそうです。
毎日摂取しない
コーヒー・紅茶が毎日のルーティーンになっている人は多いと思います。
ですが、毎日カフェインを摂取していればその分カフェインの影響を受けやすくなります。
ティータイムは欠かせませんが、毎日紅茶を飲んでいると体調に支障をきたすタイプ…
そんな人は時々ノンカフェインやデカフェアイテムを活用するのがおすすめです。
休肝日ならぬ「休カフェイン日」を設けると身体に負担をかけずコーヒー・紅茶を楽しむことができます。
飲み方を工夫する
カフェインを含む飲み物を飲む時でも、少しの工夫でカフェインの影響を抑えることができます。
- 水を飲む
- ミルクを足す
水にはカフェインを排出する作用、ミルクには胃を守る効果があります。
おすすめのノンカフェイン・デカフェアイテム
ここからは、おすすめのノンカフェイン・デカフェアイテムを紹介します。
ドルチボーレ/オーガニックルイボスティー
品質にこだわったルイボスティーを飲みたい人におすすめなのがドルチボーレのオーガニックルイボスティーです。
農薬や化学肥料などの化学物質に頼らずに自然界の力で生産された食品であることを表す有機JASマーク認定のオーガニックルイボスティーです。
南アフリカ共和国のルイボス茶葉のトップメーカー「ルイボス・リミテッド社」が定める最高級グレードの「レッドマークJP20オーガニック(旧オーガニックルイボスクラシック)」を使用しています。
随所にこだわりが詰まった高品質な茶葉ですが、価格は1袋に100包のティーバッグが入って1,500円(税込)と、非常にリーズナブルです。
ティーライフ/ルイボスティー
より手軽に購入したいときにおすすめなのがティーライフのルイボスティーです。
- Amazonベストセラー1位
- 楽天市場レビュー件数1位
と、多くの人に愛されているルイボスティーです。
高温高圧の蒸気製法により本来硬い葉が柔らかくなり、煮出さなくても成分や旨味が抽出されやすくなっているのでお手軽に楽しめます。
スタンダードなルイボスティーのほかに
- はと麦・とうもろこしなど12素材をすっきり飲みやすくブレンドした「12素材のよくばりブレンド」
- 香ばしい黒豆と大麦をたっぷりブレンドした「黒豆ルイボスティーこだわりブレンド」
- オーガニック認証済み茶葉を長く楽しめる個包装で守った「オーガニックルイボスティー」
などバリエーション豊富なルイボスティーが取り揃えられています。
enderb(エンハーブ)/ハーブティー
ノンカフェインの飲み物にバリエーションを増やしたい時は、ハーブティーもおすすめです。
中でもenherb(エンハーブ)は、『ハーブは美容と健康に役立つもの』という“メディカルハーブ”にとことんこだわったハーブ専門店です。
「クセが強くて飲みにくい」というイメージを持たれがちなハーブですが、飲みやすさと効果にとことん拘ったオリジナルブレンドが豊富に用意されています。
個性的なネーミングながら「あるあるこんな悩み!」と言いたくなるようなバリエーションに富んだオリジナルブレンドが数多くあり、ついつい色々飲んでみたくなってしまいます。
- 穏やかな休息を与えてくれる「天使の休息 檸檬カミツレ茶」
- キュっとしたラインを美味しく手に入れたい「すっきりキュッと グレフル美巡茶」
- 毎月のサイクルを笑顔で元気に過ごせますように「女性リズムを笑顔で過ごしたい時に」
- 美しさは内側から磨かれる!ココロ華やぐひと時を「凛として輝く女性の苺とローズ茶」
実店舗では悩みに合わせたその人専用のオリジナルブレンドも調合してもらえるので、まずはオンラインで気になる商品を試してみて、続けられそうだったら店頭で調合してもらうのも良さそうです。
紅茶の国のアリス/アリス ザ ブック オブ ティー
楽天市場で「ノンカフェイン・デカフェ紅茶部門」1位の人気商品です
- アールグレイ
- ピーチ
- ストロベリー
- アップル
- キャラメル
- セイロン
と、各種1袋ティーバッグ1包入×4袋合計24袋入ったアソートパックです。
アリスの世界をモチーフにした可愛いパッケージなので、自分用にはもちろん、出産祝いにもおすすめです。
ティーブティック/やさしいデカフェ紅茶
スーパーやバラエティショップでも見かけることが多いティブティックの「やさしいデカフェ紅茶」シリーズ。
6種類のデカフェフルーツティーを楽しむことができます。
- アールグレイ
- アップル
- マスカット
- ピーチ
- ベリーミックス
- オレンジ
セイロンティーも香り高く、ミルクティーにおすすめです。
カフェインに敏感なHSPでもティータイムを楽しめる!
こちらの記事では、カフェインが苦手なHSPでもティータイムを楽しく過ごせる「HSPとカフェインの上手な付き合い方」を紹介しました。
HSPのカフェイン対策
- ノンカフェイン・デカフェの飲み物を選ぶ
- 時間帯を工夫する
- 毎日摂取しない
- 飲み方を工夫する
ほっと一息つける瞬間は、刺激を受けやすいHSPにとって大切な時間になると感じています。
カフェインが苦手でも、上手に付き合っていけばティータイムそのものをやめる必要はありません。
「苦手なことはできる限り避けて心地よく過ごせる方法を探す」というのは、カフェインに限らずHSPにとって大切なマインドかもしれません。
これからも自分のコンディションを見極めつつ、おうちティータイムを楽しんでいきたいです!
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